>  >  > 急増する遺伝子差別

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【健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESSより】

DNASABETSU.jpg アメリカでは遺伝子差別が社会問題になりはじめている shutterstock

いつのご時世も、親子の強い絆は色あせないし、親ばかぶりも相変わらずだ。この世に不変の真理があるなら、親子の縁もそうだろう。木の股から産まれる人はいない。父母の遺伝子を授からず産まれる子もありえない。しかし、受け継がれた遺伝子情報は、子どもの未来を明るく照らすこともあれば、将来に発症する病気のリスクを隠しもつこともある。

 DTC(Direct to Consumer=消費者向け)遺伝子検査サービス、ゲノム創薬、遺伝子データベース、ビッグデータ、オーダーメイド医療(個別化医療)、ゲノム資本主義......。ヒトゲノム(ヒトの全遺伝情報)が解明されたポストゲノム時代は、さまざまな悩ましい難問を人類に投げかける。人間の生き方に多難な問題を問いかける。遺伝子差別や個人のプライバシー侵害の問題だ。

 米国と日本、歴史も風土も文化も、考え方も習慣も気質も大きく違う。DTC遺伝子検査サービスやゲノム創薬にチャレンジする23アンド・ミーが、FDA(米国食品医薬品局)と交渉してきたプロセスを見ると、ある事実が浮かび上がる。

 米国政府は、国民が有益な情報を知るチャンスを与える。情報を利用する権利と自由を保障し、法的規制の枠を広げ、緩める。その見返りに、医療のエビデンスがまだ完全に確立されていなくても、治療法や治療薬の効能が未確定であっても、求める情報にアクセスし、活用するリスクは、国民の自己責任と自由裁量に委ねる。それが、アメリカン・ポリシーだ。

 ベネフィットを享受するか、リスクを受け入れるか? エビデンスを求めるか、リーガル(法的)規制を許すか? 自由意志重視か、マーケティング志向か? オーダーメイド医療(個別化医療)の恩恵か、遺伝子差別やプライバシー侵害との闘いか? 時代がパラダイムシフト(枠組みの変化)する時は、常にアレかコレかのトレードオフの選択を迫られるのだ。

保険契約の解約や解雇。遺伝子差別はなぜ起きる?

 マサチューセッツ州ケンブリッジ市にCRG(責任ある遺伝学協会)がある。ハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)などの科学者やジャーナリストが設立した民間団体だ。CRGは、遺伝子差別によって健康保険の解約や失職の憂き目に会った500例もの個人や家族のケースを全米で初公開した。

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コメント

2:匿名2015年6月 3日 23:28 | 返信

被差別部落では本当に近親結婚が多かったのだろうか。
長野県史編纂委員の青木孝寿氏にきくと、むしろ逆ですよ、といってこう話してくれた。

厳しい身分差別の歴史の中で、「部落」の人同士の結婚が圧倒的に多かったのは事実です。
けれど江戸時代の戸籍にあたる宗門人別帳や明治以後の壬申戸籍、その他さまざまな資料を調べてみると、信州各地に点在する被差別部落相互の間で、非常に広範囲の縁組みがおこなわれてきたことがわかる。
同じ「部落」内での縁組みは珍しく、いわゆる近親結婚はまれなのです。
(中略)
信州の場合、むしろ山村の一般集落のほうが、はるかに狭い範囲で結婚をくり返してきたんです。
被差別部落のように、情報網が発達していなかったせいでしょう。

では、被差別部落と近親結婚を結びつけて考える人が一般的に多いのは、なぜかというと、圧迫され続けてきた「部落」の人びとには運命共同体的な同族意識(仲間意識)が強いのですが、
これが血縁的な同族と混同されてしまったのではないでしょうか。
明治以後、「部落」は人種が違う、というような誤った学説がまことしやかに広がったことなども、それに拍車をかけました。
このため互いに血縁のない者同士の結婚でも、一般の人びとには「血族結婚」の印象を与え、あるいは意識的に「近親結婚が多い」というふうにすりかえられてしまったのではないでしょうか。
「部落」の場合、互いに血縁関係がなくても同じ苗字が多いために、誤解を招く面もあったと思います。

1:匿名2015年6月 2日 18:28 | 返信

近親相姦の歴史がある民族はやっぱり怖いですよ。黒人だからとか白人だからではなく遺伝子異常ですから人格的にも身体的にも問題がある。日本で言うなら同和。言うに及ばすですが怖いでしょ。
これは差別ではなく防御だと思います。防御するなというほうが差別。所謂逆差別。

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