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 かねてから地球存続の重要な課題であるとされている『地球温暖化』。「本当は温暖化などない」とする意見など地球温暖化に関してはさまざまな議論が交わされているが、一部の専門家からは「地球温暖化は種のハイブリッド化を起こす可能性がある」との意見が出てきているというのだ。一体「種のハイブリッド化」とは何なのだろう。


■地球温暖化が遺伝子を混合する機会を増やしていいるのは明らか

「純血種」という言葉がある。よくドッグショーなどで耳にする言葉で、「他種の遺伝子が混ざっていない、正真正銘のオリジナル」を意味するものだ。そのため格式ある大会、例えばウエストミンスターのケンネルクラブでのドッグショーなどには、純血種のみしか出場できない決まりすらあるほどだ。

ここでいう判定基準は「いかに種としての理想的な性格、容姿をしているか」であり、そのポイントは目の色から耳の形、尾の位置までと極めて細かいのだ。

「『ほかの種と混ざった遺伝子をもつこと』は“悪い”というイメージにつながる一因になる」と語るのはジョージア大学遺伝子学教授のマイケル・アーノルド氏。ただ、今日の発達した科学においては、その認識は改める余地があることを示唆している。

 地球上にいる生物は、千年間にわたって雑種を生んできた。現代に生きる人間でさえ、ネアンデルタール人からの遺伝子が入り交ざり、変化した結果なのだ。

 そんな「雑種」の誕生は近年の気候変動のために加速度的に増えているという。これは動物の生息地が変化することによって、これまで遭遇することのなかった種同士が出会う確率が高くなっているという結果に基づく。

 ハイイログマとホッキョクグマ、コヨーテとオオカミも例外ではないし、既に「ハイブリッド」と名の付いたハイブリッドイグアナも該当する。

 南米エクアドル領のガラパゴス諸島・サウスプラザ島では、地球温暖化が起因するとみられる海水温の上昇によって、ウミイグアナが主な食糧としていた海藻が激減。新たな食糧を求めたウミイグアナが陸に住み付きその中の雄が雌のリクイグアナと交配して「ハイブリッドイグアナ」が派生したのだ。

hybridspecies1.JPG
「ハイブリッドイグアナ」 画像は「YouTube」より

 ウミイグアナの水かきは岩場にはりついて海藻を食べるための爪があり、これがハイブリッドイグアナに受け継がれ、落ちているサボテンしか食べることのできなかったリクイグアナと違い、爪を利用してサボテンに登ることもできるということだ。しかしこのハイブリッドイグアナには今のところ繁殖能力がないため、一代限りで終わってしまうようだ。

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