>  > ミサイルの破片が直撃した7歳男児=スーダン

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SouthKordofan.jpg
画像は「YouTube」より引用

 スーダン共和国、南コルドファン州。この地域は、南スーダン共和国(2011年に南部10州がスーダンから分離独立してできた国家)との国境に位置し、地元住民(ヌバ系民族)は長らく南スーダン側と強力な関係を築いてきた。そのため、南コルドファン州では、スーダン政府と反政府勢力との衝突が絶えず繰り返されている状況にある。

 スーダン政府は現地からジャーナリストを締め出し、国連関係者や国際援助機関のアクセスも制限しているため、住民が現在どのような状況に置かれているのかほとんど見えてこない。スーダン軍による破壊・略奪・誘拐・処刑など重大な国際人道法違反が行われているとの疑惑や、深刻な食糧危機が起きているとの指摘もあり、長らく国際社会の懸念事項となっているのだ。

 そのような中、最前線の貴重な情報をインターネットを通して発信し続けているのが、ヌバ系ジャーナリストの有志たちが運営する「Nuba Reports」だ。そして今、彼らが公開した1本の悲惨な映像に注目が集まっている。

 映像は、今年1月7日に南コルドファン州を襲ったスーダン空軍による爆撃直後の光景を収めたものだ。燃え上がる木々と、必死に消火活動に取り組む大人たち。そして小屋の前には、ひどく傷ついた男の子が倒れ込んでいる。ミサイルの破片が直撃してしまった左足は、今にもちぎれてしまいそうだ。苦しそうに腕を上げて何かを訴えるが、背中にも深い傷を負った彼の意識は、すでに朦朧としていた。

 その後、男の子は病院に搬送されたが死亡したと伝えられる。Albanin Butrusくん、享年7歳だった。大人たちの都合で、戦争にはさまざまな大義名分がつく。しかし、どれだけの正義を並べようとも、罪のない子どもたちが傷つく戦争に正当性を付与することなどできないだろう。
(編集部)


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