>  > 高校野球地方予選大敗列伝!!

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※イメージ画像:Thinkstockより

 高校野球の地方予選が各地で始まっている。これから7月下旬にかけて北海道から沖縄まで、47都道府県の49代表が順次決定する。高校野球の地方予選ならではの試合といえば、“大敗”ではないだろうか。甲子園常連の強豪校と、弱小チームが当たってしまうため信じられない得点差を記録してしまうのだ。

「高校野球の地方予選では、強豪校同士はシード制で分散し、ある程度、試合が進まないと当たらないようになっています。一方で強豪校と無名校のバッティングは初戦から生じます。地方予選では実力差を考慮して、コールドゲームの制度が導入されています。通常は5回までに10点以上、7回までに7点以上の差がつけば試合終了となりますが、5回まででも信じられない点差となることもあります」(スポーツライター)

 高校野球における大敗の記録は、1998年の青森県大会の東奥義塾高校と深浦高校戦である。なんと7回までに122-0という大敗記録を生み出した。バスケットボールや、アメフトなどでは「100点ゲーム」と呼ばれる試合もあるが野球の場合はまず起こらないものだろう。東奥義塾の攻撃は安打が86本(本塁打7、三塁打21、二塁打31)にも及ぶすさまじいものであった。さらに守備側も四死球36、盗塁78とユルユルである。当時、青森県の地方予選は7回以上でないとコールドゲームとならないため得点が重ねられた形だ。

 その他にも、2011年の兵庫県大会では姫路工業高校と氷上西高校が71-0、2001年の大阪府大会では大阪桐蔭と柴島が59-0といった大敗試合がある。姫路工業も大阪桐蔭も甲子園常連校だ。

 個人的には、2010年の埼玉県大会の上尾高校と上尾橘高校戦(結果55-0)が印象深い。この試合はテレビ埼玉で中継がなされていた。内野の連携がグダグダであり、二打席連続ランニングホームランなどの様子がそのまま流れてしまった。解説者が「上尾橘になんとか1点」を切望していたのが記憶に残っている。

「高校野球の地方予選はいうなれば誰でも出場できます。9名のメンツをありあわせでそろえて出場、という場合もあります。過去の大敗試合では、即席助っ人に三振したあとの振り逃げで『走れ!』と指示したら、行かなければいけない一塁側とは真逆の三塁側に走り出したなんて笑い話もあるほどです」(前出・同)

 高校野球の地方予選はスポーツ新聞に掲載されるほか、朝日新聞やNHKのサイトでも確認できる。今年はどのような伝説が生まれるのだろうか。結果はどうであれ「最後まで諦めない」ことは大切だろう。
(文=平田宏利)

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