>  > ニワトリの目から謎の生物!

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 TOCANAではキモチワルイ寄生虫のニュースを色々とお伝えしてきた。今回も、ゾクッとするニュースをお伝えしよう。


■鳥類に寄生する「マンソン眼虫(Oxysporum)」

 このニワトリの眼に付着している気味の悪い糸状の寄生虫は「マンソン眼虫(Oxysporum)」と呼ばれ、ゴキブリを介して鳥類に寄生する特徴がある。特にアジアのように高温多湿の地域に多く生息し、日本でも西日本、特に九州に多いという。

「Removal Internal worm from Cock's eye , Gross」 動画は「YouTube」より

 ビデオに登場する獣医とみられる人物が落ち着いて、ニワトリの眼から何匹ものマンソン眼虫を取り出す様子は実に気味が悪い。

oxysporum1.JPG
画像は「YouTube」より


■ヒトや動物に寄生する「東洋眼虫(Thelazia)」

 しかし、これはニワトリに限られた話ではない。マンソン眼虫によく似た「東洋眼虫(Thelazia)」は、なんと、ヒトや犬猫のペットの眼に寄生するというのだ。

 東洋眼虫は、犬、猫、猿、ウサギ、ヒトの眼に寄生する小線虫で、体長8~16mm。色は白色である。日本では暖かい地方に多くみられ、ショウジョウバエの1種である「メマトイ」が、たまたま動物やヒトの眼に止まった時に寄生すると考えられている。寄生後は、数週間で成虫となり、そのまま放置するとコブ状になったり、眼球内に入り込んむ場合もあるという。ヒトに寄生した場合、まず異物感と目ヤニの症状が表れる。そして感染者が鏡で目の中に虫を発見したり、目の中で虫が動いているのを自覚して病院に行く。またこの虫は結膜の奥に潜むので発見されることなく、慢性結膜炎と診断されている可能性もあるらしい。現在、治療薬はなくピンセットで目から虫を取るしか治療法はない。1度取ってもまだ奥に潜んでいる事も多いという。

人間の目に寄生した東洋眼虫 動画は「YouTube」より


■ヒトへの寄生も稀ではない

 この「東洋眼虫」は地球温暖化の影響で、以前は九州でしか症例がなかったのが、現在では徐々に北上しておりヒトへの寄生例も決して稀ではないという。

 これから屋外で釣りやハイキングを楽しむ読者の方々も多いと思うが、くれぐれも目の周りを飛び回るショウジョウバエにはご注意を。
(文=三橋ココ)

参考:「LiveLeak」、「Parasitipedia.net」ほか

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