>  > 最大年商約8億円を売り上げた“ぼったくりの帝王”が提言!!

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※イメージ画像:Thinkstockより

 歓楽街として知られる新宿の歌舞伎町でぼったくり被害が増大中だ。キャッチに4~5千円で飲めると言われ店に入ると、会計時に数十万を請求されるケースが相次いでいる。歌舞伎町交番前には弁護士が常駐し、警察も「民事不介入」の原則を盾とする店側に対応すべく、新宿署にはぼったくり対策の窓口が設置されているという。

 ぼったくり被害の深刻化には何か裏があるのだろうか。歌舞伎町の裏事情に詳しい作家の影野臣直氏に話を訊いた。

「ぼったくりの手口は、ここ30年ほど何も変わっていません。『4~5千円の料金で飲めます』と、キャッチが店に誘いこむ手口もまったく一緒です。問題はアトヅケ(後処理)でしょう。店側が『民事不介入』を錦の御旗に担ぎだせば、警察官も店の料金について自分たちの意見を言えないことを客に告げます。結局、両者を話し合わせ、お互いが納得する金額で妥協させる。うまくまるめ込まれている印象を受けます」

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作家・影野臣直氏

 影野氏は1980年代に歌舞伎町でぼったくりチェーン店を展開。最盛期には年商8億円近くを売り上げていた。

 1999年に摘発(被害総額5億2千800万円=検察庁調べ)され、このことが翌2000年に東京都が「ぼったくり防止条例」を定める引き金ともなった。

 ぼったくり氾濫の一因にはキャッチのフリーランス化があると影野氏は述べる。

「かつてキャッチは、店の専属スタッフとして雇われていました。その場合、キャッチが問題を起こせば、店は営業停止になっていたんです。そこで現在は、キャッチを店と無関係の独立したフリー状態にして泳がせています。そのため、キャッチは歌舞伎町内ならどんな店にでも案内できるようになりました。キャッチの給料は完全歩合制で、客が支払った料金に応じて20~30%前後(店舗によって多少異なる)のマージンがもらえます。10万円ぼったくったならば2~3万円です。当然、キャッチは一回の取り分を大きくしようと、ハードにぼったくる店に案内しようとします」

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