>  >  > コカイン中毒者の心臓、摘出後も25分動く

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 違法薬物が人間の心身に恐ろしい作用を引き起こすことは、周知の通りである。しかし、時に私たちの想像をはるかに上回る変化をきたすこともあるようだ。それを如実に示す1本の映像が、現在大きな反響を呼んでいる。まずは動画をご覧いただこう。

動画は「YouTube」より

 画面中央に鎮座するのは、体外に摘出された人間の心臓だ。通常の3倍近くの大きさに膨張しているが、鼓動を止めず、まるで飛び跳ねるかのように動き続けている。しかも、このような状態を25分間(!)維持したという。一般的に、摘出された心臓は60秒程度で動かなくなってしまうようだが、この心臓には何が起こっているというのだろう――!?

この映像は、医学と科学の力で心身の健康を支援する活動に取り組むNPO「MEDspiration」が今月15日に公開したもの。撮影の経緯など詳細は明かされていないが、前述の奇妙な現象は、なんと心臓の持ち主が15年もの長期にわたりコカインを乱用し続けた結果なのだという。NPOの代表者ナーヴ・バデシャ氏は、次のようにコカインの危険性を指摘する。

CocaineAndHeartHealth.jpg
画像は「YouTube」より引用

「筋収縮が続くのは、心筋細胞が長年コカインの影響に晒され続けた結果だと考えられます」
「コカインを摂取した人間は、心拍数が増加すると同時にアドレナリン性の血管収縮が起き、冠状動脈血流が減少してしまいます」

 心臓は全力で働こうとするにも拘らず、血流の悪化と酸素の不足を招き、これが心臓の巨大化につながるそうだ。また、

「酸素の供給がなくても25分間鼓動し続けたのは、この心臓が15年以上にわたり心筋の血流不足(=心筋虚血症)に対応し続けた結果だと思われます」

 とのこと。薬物漬けになりながらも、何とかその環境に対応しようと奮闘する人体の能力に思いを馳せると同時に、違法薬物の恐ろしさを改めて痛感させられる映像だ。
(編集部)


参考:「Medical Daily」、「MEDspiration - Facebook」、ほか

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