>  > 巨大陥没穴の謎が解明か

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 ロシア北部にあるヤマル半島で突如として出現していた複数の巨大な穴(クレーター)――。昨年6月の出現以来、この陥没穴がどうやってできたのかさまざまな憶測を呼んでいたが、最近になって出現理由を説明する有力な説が登場した。


■地中で発生した天然ガスの膨張、爆発が原因か

 現場であるヤマロ・ネネツ自治管区は半分以上の土地が北極圏に属しており、人々はトナカイの放牧や猟・漁猟を営んでいる。永久凍土(2年以上連続して凍結した状態の土壌)に覆われている酷寒の地であるが、その下には世界でも有数の豊富な地下資源が眠っている。

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画像は「YouTube」より

 昨年初めて発見された巨大陥没穴は、現在までに複数見つかっており、深さが200フィート(約60メートル)に及ぶものものある。原因については「隕石」「爆弾」「謎の兵器実験説」「宇宙人の地下基地説」まで、さまざまな説が語られていた。

 調査を率るロシア科学アカデミー石油ガス研究所のバシリ・ボゴヤフレンスキー副所長によると、穴の規模は非常に大きく、去年発見された穴は、発した声がこだましてかえってくるほど深く、高層ビルがすっぽり入ってしまうほどだったという。そして、冬の間に穴に雪が積もり、解けた今では水が満ちている。

「B-1」や「B-3」「B-4」と名付けられたこれらのクレーターをロシアの科学者らは何カ月にもわたり調査してきたが、今月入った現地調査で原因やプロセスが明らかになってきたようだ。

 研究者の間では“ピンゴ”という地質現象が有力だという。ピンゴとは、地下にたまった水が氷になり、その圧力で地上を押し上げ、見た目は丘のようになっている。シベリアやカナダなど北極圏ではよく起きる現象のひとつだという。ではどうして陥没するのか?

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