>  >  > 安全に幻覚を見る“LSDメガネ”!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

 アメリカの一部の州でのマリファナ解禁の動きや、日本での危険ドラックや脱法ハーブの問題など、昨今も何かと騒がしい薬物関連の話題だが、身体への健康被害がなく“幻覚症状”に浸れる方法があるという……。


■“サイケデリック音楽”により浸れるメガネ

 身体へのリスク無しに気持ちよく“トリップ”できる手段が開発された? それは薬物ではなく「Mood」と名づけられたメガネであった。このメガネをかけるとLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)を服用した際と同じような幻覚症状を味わえるというのだ。この「Mood」、現在はプロトタイプ完成の段階でまだ商品化はされていない。

lsdglasses1.JPG
“LSDメガネ”の「Mood」 画像は「Behance」より

 ともあれこの画期的な(!?)メガネを考案したのは、ハンガリー在住のアーティスト、ベンス・アゴストン氏だ。フレームはABS樹脂製で3Dプリンターで成形できるプログラムとして制作され、異なる6種類の光学パターンのレンズをそれぞれ片側に3枚重ね合わせて使用する。このプラスチック製のレンズは柔軟な素材であるため割れにくく、UVカット機能も施されているということだ。

 6種類のレンズはそれぞれ独特なモアレパターンを備えている。モアレとは波形模様や干渉縞ともいい、幾何学的に規則正しく並ぶ点や線に時として現れる模様のことである。アルミサッシの網戸の表面に見える波型の縞模様などが身近なモアレである。

 レンズはまた、赤やグリーン、ブルーのライトのみを透過させるようにそれぞれフィルター加工が施されており、このレンズを重ね合わせることにより光学的に見ている景色を変容させるのである。そして次々と異なるパターンを見るために、レンズを回転させたり、レンズを付け替えたり、レンズの組み合わせを変えたりすることで、様々な光学的な“幻覚”を体験できるというのだ。

 一体どんな景色が見られるのか、残念ながら映像はまだ用意されていないということだが、今後は商品化を目指して様々な形状のフレームを取り揃え、中にはジョン・レノン風の丸メガネ型や、エルトン・ジョンのゴージャスなサングラス型のフレームも考えられているということだ。

lsdglasses2.JPG
回転させやすいようにレンズには突起がついている 画像は「Behance」より

 ではいったい、どんな時にこのメガネをかけたらいいのか? アゴストン氏によれば“サイケデリック音楽”を聴いているときがベストであると想定しているようだ。ジョン・レノンにLSDにサイケディリック音楽と、まさに60年代カルチャーを“健康被害なく”リバイバルさせるものになるのかもしれない!?

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。