>  >  > 解剖医が見た変死体からの角膜移植

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【健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESSより】

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臓器提供意思表示カード

 皆さんのお知り合いで、「移植手術を受けた」という方はいらっしゃいますか?
 
 ひと昔前まで、「移植手術」と聞くと少し驚かれた方も多いと思いますが、今では標準的な医療の一つとなり、年間で腎移植は約1600件、角膜移植は約1500件も行われています。

臓器移植に関する法律の変化

 某日の深夜、男性が自宅トイレで倒れているところを家族に発見されました。家族の通報で男性は病院へ救急搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。変死の連絡を受けた所轄署刑事課の方々は、ご遺体を署の霊安室に運び、検視を行いました。

 夜明け前に連絡を受けた私は、霊安室に赴いて検案業務に従事しました。そこでご家族と対面してお話を伺っていた時のことです。この男性が生前にアイバンクに登録しており、死後に眼球を提供したいという意思を表示していたことが判明したのです。すぐさま男性の所持品を調べると、アイバンクの登録カードが見つかり、生前の意思を確認することができました。私の全身に緊張感が走りました。

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