>  > 宇宙の神秘を捉えた1枚が男性器だった!

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 先月、NASA(米航空宇宙局)とESA(欧州宇宙機関)が、地球周回軌道上に運んだ光学望遠鏡「ハッブル宇宙望遠鏡」で撮影した双極惑星状星雲・PN M2-9の写真を公開した。 “ツインジェット星雲”の愛称を持つ美しき星雲に、「人智を超えている」「美しすぎる」といった感動の声が上がったが、一方で卑猥に感じる人も多かったようだ。

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HUBBLE SPACE TELESCOPE公式サイトより

 へびつかい座の方角に、約2,100光年離れている双極性星雲・PN M2-9。天文学者のルドルフ・ミンコフスキーが発見した同星雲は、一生を終える恒星が赤色巨星となった際に放出したガスが、中心の白色矮星(わいせい)の放出する紫外線に照らされて輝く、蝶の羽根のような形をした惑星状星雲であることから“宇宙の蝶”と喩えられてもいる。1990年代に、初めてハッブル宇宙望遠鏡で撮影成功。外殻は約1,200歳と見積もられている。

 そして今回、虹のように七色に輝く“宇宙の蝶”PN M2-9を、ハッブル宇宙望遠鏡が驚くべき解像度で捉えた。中央には2つの星があり、大きいほうは死にかけ、小さいほうはすでに先の段階に進み白色矮星となっている。宇宙の神秘と同時に、同星雲の複雑な構造がわかる1枚に、日本でも「死にゆく星ってことか。散り際もまた美しい」という声や、「宇宙って本当に謎で怖い」と恐怖を覚える声が上がった。

 しかし、宇宙に興味を持たない人は心底どうでもいいらしい。それどころか、「ペニス?」「チンチンのぶつけ合いかよ!」「兜合わせ(互いの陰茎を密着させ刺激する行為)ですな」「包茎同士でしょ」など、なぜか男性器を彷彿としたようだ。

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画像は、キャッツアイ星雲/Wikipediaより

 ただ、恒星の爆発で誕生した星・かに星雲が「アワビみたい」と言われたり、最初に発見された惑星状星雲のひとつ・キャッツアイ星雲が「受精の瞬間?」と言われたり、宇宙にある物質を飲み込むとされるブラックホールは「バキュームフェラじゃないんだから」と言われたりと、何かと宇宙は下ネタ(生命の誕生)に結びつけられる節はある。

 これを知ったら、公開したNASAもESAもさぞやガッカリすることだろう。間違っても日本人のこうした声が届かないことを夜空に祈りたい。

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