>  >  > BABYMETAL、日本でのテレビ露出が少ない簡単な理由

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※イメージ画像:『BABYMETAL』(Imports)

――芸能記者兼・テレビウォッチャー加藤が「なんかヘンだよ、この芸能人。このテレビ番組、ちょっとアレじゃない?」と感じた時に書くボヤキコラム

 BABYMETALが快進撃を続けている。昨年の日本武道館公演は歴代女性最年少公演記録を更新。今年は2度目の海外公演を成功させ、欧米でのCD販売も開始している。さらに、2016年4月2日にロンドンのウェンブリー・アリーナにて単独公演を行うことも決まっている。

 17歳のSU-METAL(中元すず香)、16歳のYUIMETAL(水野由結)、MOAMETAL(菊地最愛)からなるBABYMETALは、アイドルグループ「さくら学院」重音部の派生ユニットとして2010年に結成。「YouTube」で配信された「ギミチョコ!! (Gimme Chocolate!!)」をきっかけに人気に火がついた。

 キツネサインなど、ヘビーメタルをオマージュした演出は「ももいろクローバーZ」のアプローチ方法に似ているかもしれない。ただ、重厚なメタルサウンドとSU-METALの透き通った歌声、そしてYUIMETALとMOAMETALのアイドルパフォーマンスが融合したステージは、新分野の音楽を開拓したとも言えるのではないだろうか。

 また、米ビルボードの総合アルバムチャートに日本人最年少でランクインするなど、海外での活躍には目を見張るものがある。ライブ映像で見られる、ムサい欧米人たちが彼女たちのパフォーマンスにノリながら、野太い声で「イイね!イイね!」と絶叫している姿は印象的だ。

 国内外で評価の高いBABYMETALだが、日本でのテレビ露出は少ない。というか、日本の音楽番組自体が死に体になっている。聞かれてすぐに答えられる歌番組は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)くらいではなかろうか。2000年代初頭までは、『ザ・ベストテン』、『うたばん』(TBS系)や『歌のトップテン』(日本テレビ系)、『夜のヒットスタジオ』、『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)など高視聴率番組が多かった。

 音楽番組の衰退の理由のひとつとして、CDマーケットの縮小が挙げられる。日本レコード協会の調べによると、1998年に生産金額ベースで約6074億円と過去最高だった音楽パッケージ商品市場は、2014年に約2541億円と全盛期の半分以下にまで落ち込んだ。また、楽曲単位でのダウンロード販売やネット無料動画サービスで簡単に音楽を手に入れることができるようになったのも要因のひとつだと思われる。

 しかし、国内ライブ市場は活況を示している。コンサートプロモーターズ協会の調査では、1998年に約710億円だった売上額が2014年には約2749億円にまで跳ね上がっているのだ。

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