>  >  > 誤爆された結婚式場! イエメン内戦の悲劇

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画像は「LiveLeak」より引用

 アラビア半島の南東に位置し、アラブ文明発祥の地とされる歴史ある国、イエメン。日本で大々的な報道は見られないが、今年3月以降この国は内戦状態にある。イランから強力な支援を受けたイスラム教シーア派の武装組織「フーシ(正式名称:アンサール・アッラー)」が、首都サヌアを掌握するなど支配地域を拡大。対してサウジアラビアが主導する連合軍は、政権側を支援するため軍事作戦を展開しており、両陣の間で激しい戦闘が繰り広げられているのだ。そして先月28日、イエメン南西部の紅海に面した街モカで、結婚式場が誤爆されるというあるまじき事態が発生した。

 爆撃は28日夜間のことだったが、当初の犠牲者は27人と考えられていた。しかし次の日になると、その数は131人にまで膨れ上がる。ロシア国営メディア「ロシア・トゥデイ」によって、爆撃から一夜が明けた現場の光景が公開された。

 何もかもが破壊し尽くされてしまった結婚式場。そこに瓦礫とともに散乱していたのは、もはや単なる肉片と化してしまった犠牲者たちの遺体だった。バラバラになった遺体は、ほとんどが黒く焼け焦げている。苦悶に満ちた表情を浮かべる被害女性の頭部が、爆撃の凄まじさを訴えているようだ。

 地元住民とフーシ側は、空爆がサウジアラビア主導の連合軍によるものだったと非難。一方の連合軍は、「過去3日間、問題の地域において空爆は実施していない。完全に誤りだ」と関与を否定、何らかの武装勢力の仕業ではないかと発表している。

 今回の爆撃を受けて、国連人権高等弁務事務所のルパート・コルヴィル報道官は「伝えられていることが事実であれば、紛争が勃発して以来、最悪の事例となる」と語った。なお、国連は爆撃を強く非難し、正確な被害の把握に務めるとともに、直ちに武力衝突を停止するよう呼びかけている。国連によると、今年3月から9月にかけて紛争の犠牲になった一般市民は少なくとも2,355人に上っているという。

 このような事件は一様に「誤爆」と報じられる傾向にあるが、そもそも爆撃という行動自体に殺意が含まれることを考えれば、虐殺と何ら違わぬものと言えるだろう。紛争の早期終結に向け、国際社会による一致した取り組みが求められている。
(編集部)

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