>  > 鋭い風刺! 英デザイン会社制作「アルバムの外側」

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 音楽がデータ販売主流になった昨今、ジャケ買いという言葉はあまり聞かなくなった。でもジャケット写真にはそのアーティストの音楽性や魂がこもっていて、CDショップでついついクールなジャケットに惹かれ買ってしまうこともしばしだった。そう、ジャケットはそれだけでひとつの作品だったのだ。今でも大きなLP版のイカした写真をインテリアのアクセントに使っているのはよく目にする。

 やっぱし王道はビートルズのアビィロードか、いやいやインギーのファイヤー・アンド・アイスもインパクトでは負けないでしょ、ジョイ・ディビジョンのファーストも……なんてポータブルCDプレイヤーを手にしだした世代にとっては懐しい話だ。あの縦長だったシングル8盤の下半分は折るかいなか、その時代に青春を送った読者には懐しい話。折る派の筆者も広末涼子の「MajiでKoiする5秒前」だけは折れなかった、だって涼子ちゃんが……以下略。

※当記事は「aptitude」社の許可のもと制作しております

■妄想力で広げた枠外の世界

 イギリスのデジタルエージェンシーである「aptitude」は実にユニークな形でかつてのジャケット文化に再び光を当てた。それが以下に紹介する「THE BIGGER PICTURE」プロジェクトである。有名なジャケット写真の画面外の世界をオリジナリティあふれる妄想力と風刺たっぷりのデジタル技術によって仕上げたのだ。細部にわたって散りばめられた風刺、読者はいくつわかるであろうか?


■ジャスティン・ビーバー

 まずはジャスティン・ビーバーの日本デビュー・アルバム「MY WORLD」(2010)。先日、パパラッチに暴行を加えた事件による国際手配が解かれたジャスティン。色々とお騒がせな彼だが……。

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画像は「My-World Island」より

「かつて何百万という若者のアイドルであった期待の大型新人ジャスティン・ビーバー、その人気は彼の素行によってUターンすることになった。隣人トラブルによる卵投げ破壊行為、無謀運転、ドラッグ……。ジャケット写真の中では潔白な青年を描いているが、我々は彼の将来をそこに描いたのだ」(aptitude)


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aptitude公式サイト」より


■ブルース・スプリングスティーン

 お次はブルース・スプリングスティーン。全米一位に輝いた「BORN IN THE U.S.A.」(1984)

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画像は「BORN IN THE U.S.A.」より

「我々はアメリカについて考えるとき、きまって同じ典型的なステレオタイプに陥ってしまうものだ」(aptitude)

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aptitude公式サイト」より

 ここからはaptitudeの作品を一挙に見ていこう。

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