>  >  > 坂本龍馬はADHDだった?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0
関連キーワード:

【健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESSより】

879679-2.jpg
1867(慶応3)年11月15日、享年31で凶刃に倒れた坂本龍馬の持病とは?(shutterstock.com)

 1835(天保6)年、坂本龍馬は、土佐藩郷士の坂本家に兄と3人の姉をもつ次男坊として生誕。豪商の本家・坂本家の分家だったことから、多大な財産を分与された裕福な家庭に育つ。12歳の時、母・幸が死亡。父・八平の後妻・伊予にかいがいしく養育される。

 少年時代、龍馬はどのような少年だったのか?

 『維新土佐勤王史』や『土佐史談』などの記録によれば、龍馬は12〜3歳頃まで夜尿症の習癖があった。臆病者、愚か者と罵られ、漢学の楠山塾に入学したものの、ハナタレ、小便タレといじめも受け、落ち着きや協調性が欠けていたため退塾を余儀なくされた。

 かたや、7歳から塾に通いつつ14歳で代用教員になった中岡慎太郎の早熟さや、13歳で漢学を修得した桂小五郎の俊才ぶりから見ると、龍馬の成長は、やや晩生の印象は拭えない。少年・龍馬は、かなりの劣等感と闘っていたのかもしれない。

龍馬はADHD(注意欠陥・多動性障害)だったのか?

 精神医学の知見から、龍馬はADHD(注意欠陥・多動性障害)だったとする学説がある。その根拠は何か?

 ADHDは、人とのコミュニケ--ションが困難な自閉症やアスペルガー症候群と同じように、脳の一部の機能が生まれつき損なわれている神経や行動の発達障害だ。ADHDの子どもは、社会性や感情のコントロールが未発達なので、人付き合いが苦手だったり、落ち着きがなかったり、注意力や集中力が欠けていたり、場の空気が読めなかったりする傾向がある。少年・龍馬の逸話を照らし合わせれば、思い当たる点は確かにある。

 その反面、ADHDの人は、類まれな創造力や行動力に恵まれている人が少なくない。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ウィンストン・チャーチル、ベンジャミン・フランクリン、トーマス・エジソンの他、J・F・ケネディ、スティーブン・スピルバーグ、マイケル・フェルプスなど、古今東西、ADHDの洗礼を受けた人は天才肌の人が多い。

関連キーワード

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。