>  >  > ロシアが空爆したシリアの街が悲惨すぎる

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※2頁目に衝撃的な動画と画像を掲載しています。苦手な方は文章のみお楽しみください。


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画像は「Ruptly TV」より引用

 9月30日、シリア領土への空爆を開始したロシア。10月9日にはロシア国防省が過激派組織「イスラム国」の指揮官や戦闘員約300人を殺害したと発表、国際的に注目を集めた。しかしその後、戦果の裏付けがなく、ほかの勢力の支配地域を攻撃した可能性が指摘され、さらにロシア軍機がトルコ領空を侵犯していた事実も判明。米国やNATOが相次いで非難するという事態に発展している。

 そのような中、ロシア国営メディア「ロシア・トゥデイ」によって衝撃的な映像が公開された。映っているのは、ロシアによる空爆の援護を受けたアサド政権(シリア政府軍)が奪還を果たした、ハマー県の街の様子だという。なお、シリア政府軍が奪還するまで街を支配していた“過激派組織”が、「イスラム国」だったのか、それともほかの勢力だったのかという点は一切明かされていない。

 樹木の少ない、乾燥した街並み。取材陣と軍人だろうか? 迷彩服の男たちが、扉の開け放たれた建物へと足を踏み入れる。すると内部で待っていたのは、めちゃくちゃに散乱した部屋と壁に広がる血痕、そして銃で頭を撃ち抜かれミイラ化した(一部が燃やされている?)遺体の数々だった――。

 動画の解説によると、ある日突然この街に侵攻してきた過激派組織は、やって来るなり多数の住民を殺害しはじめたという。丘の上に位置するこの街の地理的条件が、戦略上重要だったようだ。地元住民は、その時を次のように振り返る。

「市民から軍人まで、多くの人が死にました。正確な人数も把握できないほどです」
「でも今は、ありがたいことに政府軍が助けに来てくれた」

 カメラが捉えた遺体が、過激派組織に殺された地元住民なのか、それとも過激派組織の戦闘員なのか、本当のところは不明だ。動画の撮影者がロシア国営メディアであることを考えると、今回の空爆と内戦への介入を正当化する意図が込められている可能性もあり、解説を鵜呑みにすることはできない。しかし、どのような経緯があったにせよ、この街で多くの人間が戦闘によって命を落としたことは事実のようだ。

 内戦が5年目に突入したシリアでは、政府軍と反政府軍、そして「イスラム国(IS)」やクルド人勢力らによる三つ巴・四つ巴の戦闘が繰り広げられてきた。さらに現在、周辺国や欧米、ロシアの軍事行動までもが加わり、状況は泥沼化の様相を呈している。内戦の終結につながるどころか、シリアの人々をより一層苦しめることとなり、新たな難民が生まれる可能性も高い。国際社会には、問題の収束に向けて協調して行動することが求められている。
(編集部)

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