>  >  > 巨大地震と大噴火が迫る「5つの超危険地域」

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 これまで数多くの地震と火山噴火を予測・的中させてきた、琉球大学名誉教授の木村政昭氏。新著『次に備えておくべき「噴火」と「大地震」の危険地図』(青春出版社)発売に合わせ、有感地震と火山活動の活発化が相次ぐ日本列島の現状について話を聞いた。

 火山の噴火と地震の発生が密接に関係していることを解説してもらった前編に引き続き、後編ではいよいよ、木村氏が巨大地震と大噴火をもっとも懸念する地域が明らかになる!


■もっとも懸念される巨大地震と大噴火は?

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次に備えておくべき「噴火」と「大地震」の危険地図』(青春出版社)

――全体的に直近で一番危惧される地震と火山噴火を選ぶとすれば、どこになるでしょうか?

木村氏「著書にも示した通り、『危険度メーター』が最大値である“5”の地域と、その付近です」

 それは全部で13カ所ある。日本最大の活火山である富士山の噴火も含まれており、時期は「2014±5年」と予測されている。北海道東方沖地震は、規模はM8.5で、時期は「2010±5年」だ。

――北海道東方沖ですが、最近ではネパール大地震の前日となる4月24日、羅臼町の海底が高さ10mほど隆起しています。

木村氏「これは、海にある空白域にプレッシャーがかかってきて、その周辺が膨らんできたのです。羅臼のほかにも、近年では江ノ島沖の海底が隆起したとか、そんな報告がありました。3.11の後、しばらくしてということですが。江ノ島沖の隆起や西之島の出現は、伊豆諸島東方沖の空白域にプレッシャーがかかっているためかもしれません。

それから九州の方では、火山活動が活発化していて、これも日向灘にある空白域にプレッシャーがかかっているのが原因だろうと。このような現象は(自分の予測と)ピッタリと合うかなと思っているのです」

――日向灘……やはり、かなりの警戒が必要ですか?
(注:木村氏が予測する日向灘南部沖地震は、M8.7の規模で「2014±5年」、危険度メーターは“5”となっている)

木村氏「そうですね。阿蘇山や霧島、沖永良部なども警戒が必要です」

――全体的に九州は火山活動が活発化していますよね。

木村氏「日向灘にある空白域では、フィリピン海プレートがグーーッと押してくるためにエネルギーが凝縮される歪(ひずみ)ができ、その力が周辺にも及ぶわけです。この力によって、陸上にある火山のマグマ溜まりが押されて噴火する。スポイトのたとえ(前編を参照)のような簡単なモデルに当てはまるわけです」

――今年は、口永良部島や諏訪之瀬島が噴火していますね。

木村氏「まさにそれです。ほかに桜島、そして阿蘇山にも注意が必要でしょう」

――そして、やがてプレートにかかるストレスが解放される瞬間が訪れる、つまり日向灘の大地震につながる可能性があると。

木村氏「そういうことになるのではないかと思います」

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