>  > 日本最凶の「スプリー・キラー/短時間で大量に殺害」3名!!

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 ペルー国籍のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタンによって、3日間のうちに6人が犠牲になった、熊谷での連続殺人事件

 このように、短期間のうちに複数の場所で犯行を行った殺人者をスプリー・キラー(Spree killer)と呼び、アメリカ合衆国司法統計局による定義では「二箇所以上の場所で殺人を行い、またその間の期間は比較的に短い」とされている。そのため、1カ所で多数を殺害する大量殺人者 マス・マーダー(mass murderer)や、間隔を置いて殺人を犯す連続殺人者 シリアル・キラー(serial killer) とは区別されている。

 記憶に新しいところでは、殺人の間に茨城県警に「早く捕まえてごらん」と電話で挑発し、5日間で2人を殺した平成20年の土浦連続殺傷事件が思い浮かぶ。

 さらに、『絶歌』出版で話題になっている、神戸連続児童殺傷事件の加害者もスプリー・キラーにあたるといえるだろう。熊谷の事件は様々な点で謎が多く解明が待たれるが、期間の短さと犠牲者の多さで群を抜いている。

 日本での凶悪なスプリー・キラー3人を、振り返ってみよう。


■16日間で4人殺害

 16日間に4人を殺したのが、西川正勝である。西川は鳥取市で育ったが、9歳で母親と死別、父親は家庭をかえりみずほったらかしであった。中学生になると、女子生徒をナイフで脅すなどして性犯罪を犯し、養護施設に収容されたり、中等少年院にも何度も送致される。

  スプリー・キラーになる前、18歳の時に、西川は最初の殺人を犯している。優しくしてくれるスナックの26歳のママが自分に好意を持っていると思い込み、いきなり体を求めて抵抗され、刺し殺したのだ。

 西川は松江刑務所で10年間服役。出所後2カ月半の頃、旅館の従業員の首を締めて金を奪おうとして、強盗致傷容疑で逮捕される。鳥取刑務所で服役し、平成3年10月に出所してから、スプリー・キラーとなる。

・スプリー・キラーの誕生

 出所後2カ月後の12月12日、西川は兵庫県姫路市のスナック「くみ」で、45歳のママを刺殺。同月21日、島根県松江市のスナック「鍵」で、55歳のママを刺殺。同月26日、京都市のスナック「まき」の55歳のママを刺殺。同月28日、京都市のスナック「なかま」の51歳のママを刺殺。いずれも、深夜に1人で店を開けている、小さなスナックだ。殺害後、金を奪っている。

 年が明けた平成4年1月5日には、西川は女性落語家の桂花枝(現・桂あやめ)を彼女のアパートで襲い、首を締めた。花枝が現金を差し出すと、「二度と罪は重ねない」と謝って立ち去ったという。

 翌6日、金を奪う目的で、西川は花枝のアパートから400メートルほど離れた、母子2人で暮らすマンションに、「親夫婦の仲が悪くて一緒にいられない。しばらく置いてほしい」などと言って上がり込んだ。母親は我が子を守ろうと、夜を徹して西川の身の上話を聞き続け、出頭するように諭した。翌朝、西川は出頭し逮捕された。この時、西川は35歳。18歳以降の刑務所暮らしは17年間で、社会にいたのは5ヶ月間だけだった。

 平成17年6月7日、最高裁で上告棄却され、西川への死刑判決が確定した。現在は、大阪拘置所に収監されている。

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