>  > フジテレビ、ついに“ヤラセ社員”の氏名と役職が特定される!

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深笛義也

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画像は、Thinkstockより

 ついに、ヤラセ社員株主の氏名と役職が特定された。

 フジテレビや産経新聞を擁するフジ・メディア・ホールディングス(フジMH)が、ヤラセ疑惑にまみれた株主総会を毎年開いてきたことは、これまでお伝えしてきたとおりである。フジMH株主の松沢弘氏と山口三尊氏によって、2014年と2015年の株主総会の決議を取り消す訴訟が、東京地裁で行われている。

 2014年の株主総会で、質問が認められた株主は16名。そのうちの9人が社員株主であり、8人の氏名と役職が、内部告発により明らかになった。もう1人についても氏名が分かっている。11月5日の第8回口頭弁論で、原告から提出された書面でそのことが示された。

 裁判長はこの事実について、被告であるフジMHの弁護人に認否を問うた。それが実際に社員株主であるかどうか明言することを求めたのだ。フジMH弁護人は、「プライバシーへの配慮」を理由にして、認否には応じなかった。

 すると、裁判長は言った。

「そうすると、彼らを証人として呼ぶことも考えられますよ」

 証人尋問されれば、氏名や職業が問われることは当然だ。内部告発が正しかったことが明白になるだろう。

「認否については、検討します」

 フジMH弁護人は、そう答えた。

「議長解任の動議を、会場からの拍手だけで否決したのは違法である、という原告の主張に、反証をあげてほしい」

 裁判長は、フジMH弁護人にそう求めた。

「検討します」

 それが、フジMH弁護人の答えであった。

 ちなみに、2人の原告は弁護人1人とともに原告席に着くかたちで出廷しているが、フジMH側は被告席には着かず、一般の傍聴者に紛れるかっこうで7人ほどの幹部が傍聴席に座っている。被告席には11人の弁護人のうち、7人もの弁護人が出廷している。7人もいて、いつもこうした引き延ばし戦術とも取れる「糠に釘」的な対応を続けていることから、今年の株主総会では、一般株主から「弁護士費用は会社の金から出すのではなく、訴えられるような不当な株主総会運営を行っている日枝久会長が出すべきだ」という意見も上がったほどだ。

 この日の法廷には、フジMHが撮影した2014年の株主総会の映像が収められたDVDが提出された。フジMH側は難色を示していたが、裁判長が強く提出を求めたものである。総会当日は、前方と後方から4台のカメラで撮影が行われていた。「プライバシーへの配慮」を理由にして、フジMHは前方から撮影された映像の提出はいまだ拒んでいる。今回提出されたのは後方からの映像のみだが、フジMHはじりじりと崖っぷちに追い詰められている。

 次回は12月10日(木)午後2時半から、2014年と2015年の総会決議取消裁判が続けて、東京地裁706号法廷で開かれる。
(文=深笛義也)

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■深笛義也(ふかぶえ・よしなり)
1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。18歳から29歳まで革命運動に明け暮れ、30代でライターになる。書籍には『エロか?革命か?それが問題だ!』『女性死刑囚』『労働貴族』(すべて鹿砦社)がある。ほか、著書はコチラ

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1:匿名難波オツサン2015年11月 8日 08:25 | 返信

いつまで、こんなことするのかな⁉

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