>  >  > 少女の額から上が、ない。シリア内戦の現実

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画像は「YouTube」より引用

 古代オリエントの時代より続く、長い歴史を有する中東・シリア。この国が内戦状態に突入してから、すでに5年近くが経過している。アサド政権軍と反政府軍の戦いだった当初の構図は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」や米軍主体の有志連合、さらにロシアの軍事介入も加わり、もはや収拾のつかない混戦状態となってしまった。

 何も頼りにすることができないこのような状況下で、もっとも被害を受けているのは、女性や子どもを含むシリアの一般市民だ。今年、近隣諸国やヨーロッパへと逃れたシリア難民は400万人にのぼり、受け入れに苦慮する各国政府の対応が世界的なニュースとなった。またそれと同時に、受け入れ国では難民に対する排斥運動や差別的言動も巻き起こっている。2011年以降、3人のシリア難民しか受け入れていない日本でさえ、漫画家の蓮見都志子氏による「他人の金で。そうだ難民しよう」というイラストが出現、全世界から批判が殺到した。このように、難民たちが差別や排斥を受けながらも愛する母国を捨てなければならない理由は何なのか? それを理解するために、十分すぎるほどの威力を持つ映像がある。

 動画は2013年8月、アサド政権の人道に対する罪をインターネット上に告発する「The Syrian Revolution in the Languages of the World(SRLW)」というユーザーによってYouTube上に投稿された。アサド政権を批判するために反政府側が用意したものである可能性を差し引いても、シリアで日々起きていることが、見る人に痛いほど伝わってくる。

 血まみれでぐったりした少女、そして、急いで彼女を自動車に乗せて病院へと搬送する大人たち。恐らく、爆撃によって負傷したのだろう。少女は口をパクパクさせており、辛うじて命は取り留めているようだ。しかし、その頭部に目を向けると――額から上が、ない。完全に脳味噌が吹き飛ばされている。このような状態で、もはや助かる見込みはないようにも思えるが、それでも周囲の人々は、必死で一縷の望みにかけようとしている。

 言葉を失うほど悲惨な光景だが、これが内戦の現実だ。常に命の危険に晒されながら生きることを余儀なくされている人々にとって、理性を失う前にそこから抜け出したいと考えることは自然だろう。安倍首相が主張するように、国際安全保障でより一層積極的な役割を果たしたいならば、現在のシリア問題と難民危機に対して、日本は経済的支援以外の異なる方法を取る必要があるかもしれない。
(編集部)


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コメント

3:匿名2017年10月22日 09:14 | 返信

そうだ難民しようは、金目当ての密航者(在日)に対しての指摘でしょ。差別と指摘を履き違えてはいけない。

2:匿名2016年3月22日 14:18 | 返信

画像も載せてくんない?
重くて見れねぇ

1:匿名2016年3月 3日 22:24 | 返信

はすみとしこをディスる必要はないと思った

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