>  > 「半日で脳が崩壊する」心理学者が警鐘を鳴らすドラマ
心理学者・富田隆 × 海外ドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』

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 (C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 『ウェイワード・パインズ 出口のない街 DVDコレクターズBOX

 「シックス・センス」、「サイン」など数々のミステリアスな作品を発表してきた鬼才、M・ナイト・シャマラン監督が自身初となるTVシリーズにて製作総指揮を取った「ウェイワード・パインズ 出口のない街」が、20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパンより12月2日(水)にDVDリリースされる。「出口のない街」で闇の中を必死に右往左往する主人公を演じるのは人気映画俳優のマット・ディロン。極限の心理状態が見事に演出された本作だが、実は、我々が生きている現実世界にも「出口のない街」があったのだ!


 【心理学者・富田隆×海外ドラマ『ウェイワード・パインズ 出口のない街』】

 「出口のない街」に置かれた人間の心理状態――。それは、想像するだけで恐怖の底に突き落とされそうなものだが、実はそれこそが我々が今生きている現代社会のありのままの姿なのかもしれない。そう語るのは、テレビをはじめとしたメディアでも活躍中の心理学博士・駒沢女子大学の富田隆教授だ。このたびは、「出口のない街に置かれた人間」の心理状況を、富田教授の視点から紐解いていく!

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富田隆教授


■出口のない街の閉じ込められた主人公の心理

――主人公は「出口のない街」から出られないという特殊な状況に陥っていますが、こうした心理状況について教えてください。

富田教授(以下、富田) 特殊な状況と言いますが、まずそれが間違いです。人が認識している世界は往々にして「閉じていること」が多い。たとえば、いじめによって自殺してしまう人がいますよね。彼らからしてみれば、今自分がいる世界が全世界なのです。客観的に見ればいくらでも逃げ出す方法はあるわけなんですけど、人間は主観的な世界に生きているので、自分で認識した世界の中で自ら行動を規制したり、自由度を削ってしまっています。なので、多かれ少なかれ、人間というものは主人公が置かれたシチュエーションと似たり寄ったりの世界に生きているといえるでしょう。とはいえ、閉じ込められているという状況にもふたつの側面があります。自殺してしまう人は「内面的」に閉じ込められていますが、一方で「行動的」な閉じ込めもあるのです。

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ジュリエット・ルイスも出演! (C)2015 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved. 


――行動的に閉じ込められるというのはどのような状況でしょうか?

富田 たとえば、独裁的な共産国家で育った人物が、外国に出たいけれど、出られないというような状況です。この場合、閉じ込められているのは「行動面」において閉じ込められているだけで、認識においては閉じ込められていない。このドラマの主人公も街を出たがっているという点で「行動面」で閉じ込められているといっていいでしょう。これはある意味、「引きこもり」の状況と同じです。認識としては外の世界があると知っていながら、出られない。引きこもりの場合、出られない原因が自分の内面にあるわけですが、このドラマの場合は、原因も外にあったということです。

 こうした「行動的」な閉じ込めで怖いのが、はじめは外の世界を確信していても、外に出られないうちにその主観的な認識が段々と崩壊していくことです。

コメント

1:匿名2015年12月16日 21:07 | 返信

結果ウェイワードパインズ見てない医者が、しゃしゃってる頓珍漢なくだらない記事。
とりあえず見てから言えよと。

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