>  >  > 指20本切断、「人食いバクテリア」の恐怖

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NecrotizingFasciitis.jpg
“人食いバクテリア”の顕微鏡写真 画像は「Wikipedia」より

 今月3日、「河北新報」が報じたところによると、宮城県岩沼市の整形外科クリニックを受診した60代の主婦が、両手足の指20本(つまり全指)を失ったのは医師による処置の遅れが原因であるとして、病院を運営する医療法人に対し損害賠償を求める訴えを起こしたという。

 この主婦は昨年11月、右脚が急に痛み出してクリニックを受診したが、経過観察として帰宅させられた。すると翌朝、激しい動悸に襲われ、搬送された先の別の医療機関で「壊死性筋膜炎」との診断が下る。しかし、治療の甲斐も虚しく指先の血流はどんどん悪くなり、1カ月半後には両手足の指をすべて切断しなければならない事態に陥ったようだ。


■“人食いバクテリア”の恐怖

NecrotizingFasciitis_2.jpg
発症初期 画像は「Wikipedia」より

 この「壊死性筋膜炎」、過去にもトカナで報じているが「ビブリオ・バルニフィカス」(別名:人食いバクテリア)という細菌が原因の非常に恐ろしい感染症だ。生魚などから体内に侵入した菌が筋膜に感染すると、猛烈なスピードで体の壊死が進行し、あのエボラ出血熱並みの致死率で数日以内に命を落とす。患者は高熱や精神錯乱を併発し、命が助かっても後遺症が現れるケースは多い。

 実際、感染者に現れる病状は、目も当てられないほど悲惨なものばかりだ。発症初期は紅斑だけのものが、数日のうちにみるみる膿だらけになり、そして肉は溶けるように失われていく。患者は、耐え難い苦痛と恐怖に怯えることになるだろう。しかも、予防法には「生魚を食べない」「裸足で海に入らない」など、なかなか現実的ではない項目が並ぶ。

 今回の主婦側は、整形外科クリニックによる初期診断が適切ならば指の切断は防げたと主張しているが、実はこの感染症は医師たちの間で広く認知されているとは言い難い状況にあるという。いずれにしても、「壊死性筋膜炎」のことを常に頭の片隅に留め、感染が疑われる場合には直ちに医療機関へと駆け込むしかない。それだけで、命を落とさずに済む確率は多少高まるはずだ。
(編集部)

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