>  > 飼い犬900匹を解体販売した犬泥棒

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日刊サイゾー

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中国の食用犬販売業者

【日刊サイゾーより】

 11月30日、河南、安徽両省の4都市、100以上の村にまたがって、犬をレストランや火鍋店などに解体販売していた犬泥棒グループが逮捕されたことがわかった。

 グループは3人組で、2人が犬を盗み、1人が犬の解体と販売を担当していた。その手口は、犬を放し飼いにしている農村に、深夜ワゴン車で乗りつけ、グループが飼いならしたメス犬をほえさせて、オス犬を集める、“犬版美人局”ともいうべきものだった。

 メス犬の声に誘われて集まってきたオス犬に、睡眠薬と劇薬を調合した丸薬を混ぜ込んだ肉や饅頭を食べさせ、犬が倒れて動かなくなると、高圧の電撃を与える電気やりで突き殺していたという。

 犯行を繰り返していたグループだったが、9月9日午前3時頃、犯人2人が村を離れる途中に運悪くパトロールしていた警察官に見つかってしまう。カーチェイスを繰り広げ、最後は車を捨て、飼い犬とトウモロコシ畑に逃走。その場では犯人を取り逃がした警察だったが、捨てられた車から36匹の犬の死骸と丸薬、電気やりが見つかったため、警察は組織的な窃盗事件として捜査へ乗り出し、一団は御用となった。

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逮捕された犬窃盗グループが犯行に使用していたバン

 供述によると、彼らは通算900匹以上の犬を盗んでおり、大部分をレストランと火鍋店に販売していたという。

 なんとも残忍な事件だが、中国の犬食文化について、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏は次のように話す。

「国内外からのバッシングにより、犬肉は供給が滞っている。片や、一定数の犬肉愛好者は変わらず存在する。そんな中、いまや犬肉の価格は羊や豚の肉と比べても決して安くなく、文字通りの『羊頭狗肉』というのは起こりにくい。犬食へのバッシングにより犬肉の希少価値が高まり、逆に犬泥棒が横行するという皮肉な事態となっているんです」

 皮肉なことに、禁酒法が密造業者を肥やしたのと同じ状況のようだ。

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