>  >  > 放火で家族を失い、重度の火傷を負った少女のクリスマス

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画像は、火傷する前のサファイアちゃん「Facebook」より

 2013年、ニューヨーク州のスケネクタディに住むサファイア・テリーちゃんは、放火によって家族全員を失った。今年のクリスマスを迎えるにあたって、彼女が望んだものは世界中からのクリスマスカードであるという。


■「クリスマスツリーをカードでいっぱいにしたい」

 海外複数メディアによるレポートによると、2年前の放火によってサファイアちゃんは父親と妹とふたりの弟を亡くしている。彼女が火災現場で発見されたときに父親の亡骸は彼女の隣にあった。彼女の命を炎から守ったのは、自分の身体を盾にした父親であろうとされている。

 命はつなぎとめたものの、彼女自身も全身の75%に及ぶ火傷を負い、50回を超える手術を受け、右手と左足を失うことになった。彼女の手術はまだ終わったわけではなく、顔の組織のダメージによって引きつられてしまう口の手術が来年の1月に待っているという。

 現在は、叔母であるリズ・ドルダーさんに引き取られた彼女は地域のサポートを受けながら、なんとか日常生活を取り戻しつつある。

 そんな中、サファイアちゃんの頭のなかに、ある望みが浮上した。叔母が買ってきたクリスマスツリーはクリスマスカードがかけられるようになっているのだが、それを見た彼女は「このツリーをカードでいっぱいにしたい!」と願い、叔母に伝えたのだ。

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画像は「BuzzFeed」より

 しかし叔母のリズさんは「残念だけれども、それはちょっと無理だと思う。このツリーは100枚のカードがかけられるようになっているけど、多分私たちには10枚くらいしかカードがこないわよ」とサファイアちゃんに伝えた。というのも、欧米のクリスマスでは家族や、ごく親しい知人同士でしかカードを交換しないからだ。しかも、サファイアちゃんの家族はもういない。

 なんとか彼女を笑顔にさせたいと思ったリズさんは、彼女をサポートするために、利用していたFacebookのページに、世界中からのクリスマスカードを募集する書き込みをアップしたのである。これに各インターネットメディアと、さまざまな国のメディアが気づき報道し始め、現在は20万通以上のカードが届いているという。

 サファイアちゃんにはこれから先、何度も繰り返し手術を受けなければならないという過酷な運命を背負わされている。しかし、クリスマス再び彼女に笑顔が戻ってくる日が近くに来ていると信じたい。

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画像は「BuzzFeed」より

※クリスマスカードの宛先はこちら(私書箱番号/日本からでも送付可能)

 Safyre
 P.O. Box 6126
 Schenectady NY 12306

(文=高夏五道)

参考:「Mirror」、「BuzzFeed」ほか

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