>  >  > クリスマスの断末魔 ― 首をナイフで刺され…

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント2

※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

10058721314_02800dc9d9_z.jpg
画像は、「Flickr」よりUnited Soybean Board

 日本中でクリスマスソングが聴こえてくるこの時期。それと時を同じくして、遠く離れた東欧・ルーマニアの田舎では、家畜の豚の断末魔の叫び声が聞こえてくるのはご存知だろうか。世界中の衝撃映像を配信する動画サイト「LiveLeak」で、生け贄となった豚が解体される一部始終が公開されている。

 豚料理が多いルーマニアでは、クリスマスに向けた御馳走の準備のため、豚を屠る。そう、ここでは“豚の叫びがこだまする=クリスマスシーズンの到来”なのである。クリスマスの晩餐を飾る豚の丸焼きをつくるため、ルーマニアの人々は太らせた豚を前に覚悟を決める――「しっかり絶命させるぜ!」と。それは、パックされたスーパーの精肉に慣れ切った多くの日本人が忘れている解体という行為と、動物の命との真剣勝負にほかならない。

ChristmasPig.jpg
画像は「LiveLeak」より引用

 解体にはいくつか方法があるが、一番ポピュラーなやり方は喉にナイフを入れ、失血死させるものだ。この動画でも失血死による解体が開始される。豚が動かないよう、男性が2~3人がけでロープで脚を縛り、棒にくくりつける。この間、豚は殴打するなど、物理的な打撃を加えていないにも関わらず、「ぎゃああああああ」とまるで人間の女性のような叫び声を上げるのだ。これは、明らかに自らの壮絶な最期を予期している声である。

 そんな豚の断末魔をバックに、男たちは冷静に豚を押さえつけて喉にナイフを差し込む。その瞬間、血があふれ出し、地面を汚していく。徐々に豚の叫びは弱くなり、流れた血液から湯気が立ち上る。そして豚は静かになった――。1匹の豚の命と人間の真剣勝負が終了したのである。「命をいただく」ということの実際は生易しいものではない。

ChristmasPig_2.jpg
ルーマニアのクリスマス料理 画像は「Cooking with Vivi」より引用

 非常に生々しいシーンだが、クリスマスの時期に近所で助け合って豚を解体するのはルーマニアで長年続いてきた伝統だ。しかし、EU(ヨーロッパ連合)の「食肉処理される動物の保護のための欧州協定」においても、家畜は解体前に無感覚となるよう気絶させる必要がある、と定められており、事前に気絶させないルーマニアの手法には、EU諸国から批判が相次いでいるようだ。他国の食肉処理現場では、電気のショットガンなどで気絶させた上で、喉に切り込みを入れて失血死させる方法が取られることが多い。痛みを最小限にとどめる努力は、命をいただく側の義務だと考える人もいるが、伝統の長さと文化はそれほど簡単には規制できるものではなく、議論はいまだに続いている。

 こうした食肉処理の現実を知ってベジタリアン(菜食主義者)になる人もいる一方、「それでも腹が減ったら食べたい」と思う人が多いのではないだろうか。多分、それが人間の本性だ。一年ももうすぐ終わり。食する命に改めて感謝する師走があってもいい。

※次頁に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方はTOPにお戻りください。

関連キーワード

コメント

2:匿名2017年9月11日 06:00 | 返信

俺らはこのお肉を食べてるんだな(ペジタリアンを除く

もちろん、この子(豚)にも感謝だが
こんな汚れ仕事を請け負ってくれてるこの人たちにも感謝だわ。

1:匿名2017年4月11日 11:08 | 返信

人の首切りと変わらないな
豚はちょっと嫌な事をされただけでも、すぐ泣き叫ぶから

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。

18歳未満閲覧禁止

ここから先のコンテンツには、過激でグロテスクな表現と画像が含まれます。そういったものが苦手な方は、強い精神的不快感を覚える可能性があるため閲覧はお控えください。また、18歳未満の方の閲覧を禁止いたします。閲覧される方は必ず各自の責任を持ってご覧下さい。

閲覧しますか?