>  > 水爆実験の北朝鮮、周辺地域に異変

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日刊サイゾー

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朝鮮中央テレビが流した核実験のイメージ映像

【日刊サイゾーより】

 ついに人類最凶の兵器、水爆に手を出した北朝鮮。その実験場となった、咸鏡北道(ハムギョンプクト)豊渓里(プンゲリ)周辺の町から最近、中国へ脱北してきたという40代の男性への取材に成功した。周辺の市街地は「昨年夏ごろから、異様に停電が多くなった」といい、市街地の電力を実験場に集中させてた可能性が浮上した。水爆開発にすさまじい投資をする一方で、困窮を極める人民生活の実態に迫る――。

 男性は咸鏡北道の農村で働いていたが、秋ごろに脱北して、現在は中国東北部に潜伏しながらバイト生活を続けている。

 男性は「豊渓里に核実験場があるなんて、誰にも知らされていない。重要施設があるとウワサで聞いたことはあるが、山の中で道路事情が相当悪く、わざわざ足を運ぶ物好きはいないだろう」と話す。

 男性のいた農村はもちろん、周辺の中核市でも電力事情は極端に悪化していたという。

「停電が延々と続くというわけではないが、電気が来ている時間よりは、来ていない時間のほうが長かった。村の幹部が『変電所は、電力をどこかへ優先的に流している』と話していた」という。

 夜に真っ暗となるため、中国から輸入した太陽光パネルを買って自家発電をし、携帯電話などを充電する家が多くなっていたという。

「官営の工場や事業所の給料は、まったく支払われない。だから、生活のために、中国から輸入した物を自転車で運んでくる人がいて、作物と物々交換をしていた。北朝鮮の人民の多くがこうした闇取引で暮らしていて、みんなが自営業みたいな世界。通貨は、北朝鮮ウォンより中国元のほうが信頼は高かった」(同)

 また、漁業に力を入れるよう、“お上”から執拗に迫られていたという。「台風で海が大荒れでも、漁船が平然と出ていた。だから漁港では、残された母ちゃんたちが、夫の帰りを心配そうに待っていたのが印象的だった」と、男性は振り返る。

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