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画像は、Victor Depression/from Flickr CC BY 2.0

 世界保健機関(WHO)の調査によると、日本の人口10万人あたりの自殺率は、21.4人で世界12位となっている。オーストラリアの人口10万人あたりの自殺率は10.5人で世界50位と、日本に比べると低い数字。しかし、そんなオーストラリアでショッキングな自殺をする光景が「LiveLeak」にアップされた。

 それは、人が多く行き交うショッピングセンターでの自殺。今月1日に公開された動画では、淡いブルーのデニムパンツと、赤い模様の入った白いTシャツで仁王立ちする青年が映し出される。しかしよく見ると、Tシャツは赤い模様ではなく、血によって染色されたものだというのが、足元にある血溜まりからわかる。その青年の手にはナイフが握られ、首元辺りから大量に出血。ずっと動かず仁王立ちしていた青年は、血が流れすぎたのか、やがてその場に倒れこんでしまう。その後、その様子を見ていた周りの人が青年からナイフを取り上げ、青年が少し足を動かしたところで動画は終わる。

「LiveLeak」によると、この自殺を図った青年は前日、別の動画投稿サイトに自殺をほのめかす動画をアップしていたという。だが、自殺をした青年と自殺予告をした青年が同一人物かどうか、真偽は不明だが、近年はインターネットで自殺を中継する手法が増加傾向(詳細記事アリ)にあるため、あり得ない話ではない。

 予告をして実際に自殺をした事件は日本にも存在する。2006年に起こった「福岡中2いじめ自殺事件」は、文字通りイジメを苦にした中学生が、周りに「死ぬ」と言って首吊り自殺をしたという事件。亡くなった中学生のイジメのキッカケを作ったのが元担任ということもあり、当時大きな話題となった。

 その後、日本では2006年に「自殺対策基本法」が施工され、国や地方公共団体だけでなく、事業主や国民のそれぞれに自殺対策の基本理念を定めた法ができた。各自治体では、相談室を設置したり、カウンセリングを行うなどの対策が行われている。自殺という選択肢の前に、複数の選択肢を用意することが大切なのかもしれない。

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