>  >  > 虫歯だと思ったら顔面崩壊!

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※3ページ目に一部の読者にとっては刺激の強い写真を掲載しています。閲覧は自己責任でお願いします。

 虫歯やおたふく風邪で、びっくりするほど顔が腫れることは珍しくない。しかし、これだけ顔の腫れがひどくなる病気とは、一体?


■数十万人に1人の癌「滑膜肉腫」とは

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画像は「Case Reports in Dentistry」より

 インドのバンガロールにあるラジャラジェシュワリ歯科大学病院(RajaRajeswari Dental College & Hospital)の口腔放射線学科に24歳の男性患者が訪れた。彼は2年前から顔の左側が腫れていると訴え、はじめはごくわずかな腫れで痛みもなかったが、その後急激に大きくなったという。その腫瘍は野球のボール大の大きさになっており、患者は口を開くことやものを飲み込むことも困難になっていた。

 男性患者はラジャラジェシュワリ大学病院で数々の検査を受けた結果、病名は「滑膜肉腫(かつまくにくしゅ)」であると診断された。

 滑膜肉腫は10~40代の男性に多く発生する悪性腫瘍だ。腫瘍組織が関節をおおっている滑膜の組織と似ていることから、この名前がつけられたが、腫瘍と滑膜組織に関係はないことがわかっている。悪性軟部肉腫の中でもとても珍しく、数十万人に1人ぐらいの癌で、極めて悪性度が高く生存率も低いといわれる。この腫瘍の発生原因は解明されていないが近年、遺伝子レベルの異常が原因という説が強くなっている。

 この写真の患者には手術、放射線治療、抗がん剤療法が勧められた。しかし患者は治療を途中で止め、その後1年以内に死亡したという。

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