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 昨年はハロウィーンの時期に小惑星「2015 TB145」が地球に最接近し、さらに年末から年明けにかけて「2003 SD220」を含むいくつかの地球近傍小惑星が地球に接近してきたが、いずれも人類を脅威にさらすことなく通り過ぎていった。ところが、ホッと胸を撫で下ろしていたのもつかの間、早くも次の懸念が浮上してきている。NASAの発表によれば、2013年に発見された小惑星が、3月5日にこれまでにないほど地球に接近するというのだ。


■「2013 TX68」が1万7700kmまで地球に近づく

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2013年、ロシア・チェリャンビンスクに落下した隕石 画像は「The Cosmos News」より

 NASAが2月3日に“緊急発表”ともいえる記事を同サイトにアップしている。それによれば、2年前に発見された小惑星「2013 TX68」が、3月5日にこれまでで最も地球に接近してくるというのである。最も近づいた場合、NASAの試算では地球から1万7700kmだ。気象衛星「ひまわり」などが位置している静止軌道が高度3万6000km前後であることを考えれば、確かにかなり接近することになる。軌道がそれて地球に衝突する可能性はあるのだろうか?

 カリフォルニア州パサデナにあるNASAの「ジェット推進研究所」で地球近傍小惑星の動きを分析している科学者たちによれば、3月5日の接近で「2013 TX68」が地球に衝突する可能性はまったくないということである。そしてNASAの計算によれば、3月5日の次には2017年9月28日に再び接近することが判明しており、その後は月日まではまだ特定できないものの2046年と2097年に三たび、四たびと接近するということだ。やはりこれらの接近でも衝突の可能性はほぼないという。ちなみにNASAによれば、2017年9月28日の接近で「2013 TX68」が地球に衝突する可能性は、2億5000万分の1以下である。

「(3月5日以外の)3つの接近も心配には及びません。今後もっと分析が進めば、さらに懸念が払拭されると見込んでいます」とNASAのポール・チョーダス氏は語っている。NASA側からこれだけ念を押されると、小惑星衝突はひとまず心配しなくてもよさそうだが、万が一にもこの「2013 TX68」が地表に落ちてきたらどのくらいの被害を受けるのだろうか。

 NASAの後援を受けたアリゾナ大学の天文調査プロジェクト「カタリナ・スカイサーベイ」の活動で2013年10月6日に発見されたこの「2013 TX68」は、直径30mほどの岩の塊である。2013年2月15日にロシア・チェリャビンスクに落下した隕石は直径20mほどであるとされ、死者こそ出なかったものの負傷者は1500人近くにのぼり、4400棟以上の建造物が損壊したといわれている。この隕石よりもふた回りほど大きい「2013 TX68」がもし居住地域に落下したならば、チェリャビンスクのケースのほぼ2倍の被害がもたらされると英紙「Daily Mail」の記事は指摘している。もちろん大都市などの人口過密地帯に落下すれば、さらに被害は甚大なものになるだろう。ともあれ間近に迫った3月5日、何事も起こらず平穏に過ぎることを祈るばかりだが……。

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コメント

5:匿名2016年2月19日 01:51 | 返信

小惑星で高度な文明とか発生するわけない
どうせ書くなら、もっと夢見れる記事にしてw
「とりあえずニビルと言っとけば食いつくだろう」
的な意図が見え見え

4:匿名2016年2月18日 08:02 | 返信

木星の4倍って、直径❓それとも体積❓

3:匿名2016年2月17日 22:30 | 返信

ふぅん・・で?w

2:匿名2016年2月17日 19:33 | 返信

木星の4倍なんか衝突したら、地球なんか跡形もないだろう。対策ってなんだよw

1:匿名2016年2月17日 15:23 | 返信

木星の4倍ww

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