>  >  > 残酷な虐待で完全に心を閉ざしたトラウマ犬

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント1

 部屋の片隅で背をかがめて人目を避けるように壁に向かい、身じろぎもしないある一頭の犬――。アイルランドの動物保護団体「PAWS Animal Rescue」に保護されたカーラという名の雌犬だ。


■極度なトラウマを抱えて保護された猟犬

 動画は去年7月に保護された直後のものである。ガリガリで毛も所々はげており、職員の呼びかけにも全く応じず、何より人間を拒絶するかのように完全に心を閉ざしている様子だ。

PAWSに保護されたカーラ 「YouTube」より

 獣医の診断では、特に体の健康状態に問題はなく、極度のトラウマを抱えた状態にあり精神的ダメージを負っているのだろうとのこと。

 カーラは猟犬だが、通常この種類の犬に狩りを手伝わせた後は、餌などの物理的な報酬の他に(主人が)たっぷりと褒めたり慰めたりする精神的なご褒美も非常に大事なこととされている。では保護されるまで彼女の身には一体何が起こっていたのだろうか? 職員らはカーラが数年にわたり、ひどい虐待を受け続けたのではないかとみているという。

 PAWSではカーラの様子を動画で公開するとともに、心の傷を癒そうと手厚く世話をした。動画は人々の関心を集め、無事に新しい里親も決まった。

 その後、見違えるほどに元気を取り戻したカーラは他の保護された犬とじゃれあってて大声で吠えるまでになったのだ。里親となったマイケルさんとテレサさんはその生まれ変わったカーラの姿を動画で公開している。毛並みも立派になり態度も堂々とした様子は、以前と同じ犬とはにわかには信じ難いほどである。

pawsanimalrescue1.JPG
カメラを見据えられるようになったカーラ 「Daily Mail」より

 動物虐待とは「動物の心身に肉体的な苦痛・精神的な苦痛・多大なストレスを与えること」だ。世間的に騒がれるのは残虐な殺傷事件(意図的虐待)が多いが、身近で頻繁に起こっているのは必要な世話をしないネグレクト(飼育放棄)である。

関連キーワード

コメント

1:匿名2016年2月27日 01:23 | 返信

人間が毎日会社や職場でやっている事です。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。