>  > ゲスの極み乙女。との決別した元祖『ゲス』とは!?

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クレヨンしんちゃん

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※イメージ画像:『映画 クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃』(バンダイビジュアル)

 ベッキー不倫騒動を受け、「ゲスの極み乙女。」が予定していた映画主題歌の提供が取りやめになったことがわかった。提供予定だった作品は、4月16日公開予定の『クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』である。子ども向け映画に不倫のイメージがふさわしくないとして、製作側から依頼を取り下げたかたちだ。

 騒動が世間に与えた大きさを考えれば仕方のないこととはいえ、ひとつの疑問が浮かぶ。そもそも『クレヨンしんちゃん』が“ゲスの極み”的な作品ではなかったか。

「『クレヨンしんちゃん』は、子ども向けアニメとして認知されていますが、もとの原作は青年誌である『漫画アクション』(双葉社)ではじまったものです。漫画ではスケベなしんちゃんが両親の性生活に突っ込みを入れるなど、かなりきわどい表現のある作品でした」(漫画編集者)

 漫画の連載がはじまったのは1990年の夏、アニメは1年半後の92年4月にスタートしている。お尻を丸出しにしたり、親を呼び捨てにするしんちゃんの姿が下品とみなされ「子どもがマネして困る」と批判されることもあった。さらに、しんちゃんは好みのタイプとして「ニュースステーションの小宮悦子」を挙げたり、奇抜なファンションセンスで一世を風靡した直木賞作家の志茂田景樹をモデルとする「志茂根田ゲキガ先生」が登場するなど、時事ネタも取り入れられていた。

 時事ネタの積極的な取り込みは漫画原作でも行われていたものだ。アニメ版の『クレヨンしんちゃん』は当初は問題作とされたものの、1996年に妹のひまわりが生まれると、兄としての成長も描かれるようになる。アニメが“ヒューマン家族モノ”路線を歩む一方で、原作とのギャップが生じていく。

「原作では2007年に、しんちゃんの通う幼稚園のまつざか先生が、恋人を爆破テロで失い、自暴自棄になってアルコール中毒になり自殺を試みる、といったストーリーが登場。その際は、作者に何があったのかとファンの間では憶測を呼びました」(前出・同)

 原作の“鬱展開”からまもなく、作者である臼井儀人は2009年9月に、登山中に転落事故死を遂げる。現在、漫画連載はアシスタントの手によって『新クレヨンしんちゃん』として継続中。アニメも放送中であり、年に一度のペースで劇場版も製作されている。

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