>  > 幽霊ヨットのミイラ化遺体、謎のメッセージを残す

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 それが名誉や利益につながらなくても、好奇心の赴くままに敢えて過酷な環境へと身を投じ、目標を達成することに“生の意義”を見出す人々を、私たちは冒険家と呼ぶ。そこまで仰々しい説明がなくても、いつか小型の飛行機や船舶に乗り込み、自らの力だけを頼りに世界一周を成し遂げたいと夢見ている人も多いだろう。しかし古今東西、常に冒険とは死と隣り合わせであることを忘れるべきではない。誰からも手を差し伸べられることなく、1人虚しく命を落とすこともある――そんな現実を突きつける衝撃の発見が世界的話題となっている。


■海をさまよう沈みかけのヨット、その中には……!

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画像は「The Daily Mail」より引用

 先月29日、ドイツ紙「Bild」が報じたところによると、フィリピン・南スリガオ州の港町バロボの漁師2人が、沖合約64kmの海域をさまよう不思議なヨットを発見したという。全長12mの白い船体はひどく傷み、沈みかけ、マスト(帆)も完全にボロボロだったが、異変を感じ取った漁師たちはすぐに近づきキャビン(船室)を覗き込んだ。すると、なんとそこに座したままミイラ化した男の死体があったのだ。

 通報を受けて、地元警察はすぐにヨットを港まで曳航。遺体の身元やヨット内部の捜査を開始した。そして明らかになったのは、このミイラ化した男がドイツ人海洋冒険家のマンフレッド・フリッツ・バヨラトさん(59)だということだった。

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画像は「Bild」より引用

 過去20年間、マンフレッドさんは「SAYO号」と名づけたこのヨットに乗り込み、世界の海を股にかけて冒険してきたという。近年は、旅の模様をフェイスブックを通して知人たちに発信していたが、約1年前にパタリと更新が止まり、その後は誰もマンフレッドさんと連絡を取れない状態が続いていた。しかし今回、彼が航海中に命を落としていたという事実が判明したのだ。では、なぜ彼は命を落とし、どのように最期を迎えたのか? それを知るカギは船内の遺留品にあった。

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