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日刊サイゾー

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メディアのインタビューに答える元市長。話が家族に及ぶと、涙を浮かべ後悔の言葉を口にした

【日刊サイゾーより】

 日本でも、芸能界やスポーツ界の薬物汚染が問題となっているが、お隣中国では政府高官の間で違法薬物が蔓延している。

 昨年4月には、湖南省臨湘市の現役市長が違法薬物を乱用したとして逮捕されている。使用されたのは、日本の法律上、覚せい剤に分類される薬物とみられる。

 さらに元市長はその後、収賄罪でも立件され、現在収監中だ。そんな元市長への獄中インタビューを「中新網」(3月11日付)が掲載し、話題となっている。

「今になって、事の重大性を認識しています。今回、違法薬物使用や女性関係、汚職などを理由に逮捕されましたが、特に違法薬物に関しては、政府に大きな影響を与えてしまったと思います。また、国民感情も傷つけてしまいました。私ひとりの罪で、私の家族みんなに迷惑をかけてしまい、合わせる顔がありません。失ったものが多すぎました」

 元市長はインタビュー中、話が家族に及ぶと、大粒の涙を流しながら後悔の念を口にした。 

 ちなみに昨年、同省の衡陽市では61名に及ぶ政府幹部が違法薬物の使用容疑で逮捕されている。こうした官僚の薬物汚染は俗に「官毒」と呼ばれ、問題視されている。今回のインタビューの裏側には、薬物乱用に手を染めている官僚たちへの警告という当局の意図が感じられる。

 深刻化する官毒について、中国事情に詳しいフリーライターの吉井透氏はこう話す。

「薬物乱用で検挙される官僚は、収賄にも手を染めていることがほとんど。というのも、民間企業や犯罪組織が、官僚との癒着関係を構築するために違法薬物を提供している場合が多いんです。以前は、女性の肉弾接待の現場を隠し撮りし、官僚の弱みを握って便宜を図らせるという手口も横行していました。しかし、最近の官僚は女性関係に警戒心を強めている。そんな中、依存性の強い覚せい剤などの違法薬物で、骨抜きにしてしまおうという手口が横行している」

 ジャンキーたちに統治される民衆は、たまったものではないだろう……。
(文=青山大樹)

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