>  >  > キリスト“最後の晩餐”の真のメニューが明らかに

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

 最後の晩餐といえば、イエス・キリストが処刑される前夜に弟子たちととった食事のことであるが、この食事のメニューが、考古学の観点から進められた研究によって明らかにされたという――。


■“最後の晩餐”の本当のメニューとは?

 科学系サイト「LiveScience」のレポートが、最後の晩餐のメニューにかんする研究を掲載している。それによると、イタリアの考古学者で初期キリスト教の研究者であるジェレロソ・ウルチオーリ氏とトリノにあるエジプト博物館のマルタ・ベローノ氏の共著である『Gerusalemme: ultima cena(エルサレム:最後の晩餐)』の中で、史実に基づいた最後の晩餐のメニューの研究調査の詳細が発表されたという。

 ウルチオーリ氏によれば、「聖書には最後の晩餐中に何が起こったかは詳しく書かれているが、イエス・キリストと12人の弟子たちがそこで何を食べたかについては書かれていない」とのことである。

 最後の晩餐のシーンは、キリスト教の宗教画のモチーフとしては珍しいものではないので、かなりの数の絵画が残されてはいるが、多くのものが長方形のテーブルを前にし椅子に座って食事をしている姿が描かれている。なかでも、レオナルド・ダ・ヴィンチによる「最後の晩餐」は宗教画としてのみならず、ルネサンス期を代表する絵画の1枚でもあり、最後の晩餐のイメージを固定化させてしまったとも言える。

lastsuppermenu1.JPG
レオナルド・ダ・ヴィンチ作『最後の晩餐』 画像は「Wikipedia」より

 しかし、紀元1世紀初頭のエルサレムにおける食生活を考古学的に古代ローマ人やユダヤ人による記録、聖書における記述などから再検証・再調査をすることによって、これまでの晩餐のイメージが史実的には誤りであったことが判明したという。ダ・ヴィンチのものに限定すれば、そこに描かれているメニューは、宗教的にイコン化されたものであり、イエス・キリストが実際に最後の晩餐で食べたものとは異なるものであるという。

 では、本当はどのようなものを食べた可能性が高いのだろう? 

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。