>  >  > 腸が飛び出た男の子

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 医学の進歩は目覚ましいものがある。驚愕するような姿で生れてきた新生児も治療してしまうのだから――。

 昨年、英国エセックスで誕生したフランキー・バンヤード君は、胃腸全てを体外に出したまま、生まれてきた。

 フランキーは、腹壁が正しく形成されない先天性欠損症である「腹壁破裂」を伴い、妊娠34週で体重2.5キロの未熟児として誕生した。医師はフランキーが生れてすぐ、感染症と低体温症を防ぐために腸をラップでくるむ処置を行った。母のクロエ・ヘッジスさん(18歳)と父のジェイク・バンヤードさん(20歳)は、赤ちゃんがこのまま死ぬのではないかと怯えていたと話している。


■「腹壁破裂」とは?

「腹壁破裂」は胎児が子宮内にいる間に、腹壁が十分に成長しない生まれつきの障害である。フランキーは妊娠12週目の超音波検査で、腹壁破裂があることが判明した。英国では毎年3千人に1人の赤ちゃんが「腹壁破裂」を持ち、生まれてくるということだ。ちなみに日本では1万人に1人とずいぶん差がある。

 この病気が起こる原因はまだ完全に解明されていない。しかし低年齢での妊娠、妊娠時の喫煙と飲酒、ある種の薬品を妊娠初期に摂取することなどが、この病気に罹る危険性を高めていると考えられている。

 アメリカ疾病予防管理センター(CDC)による統計では、「腹壁破裂」を持って誕生する赤ちゃんの数は増加しているらしい。現在は早期の胎児診断が進み、早い時期でこの病気が判明するケースが多く、産まない選択をする両親も多い。その事も考慮に入れると、明らかにこの病気を持った乳児の数は増加しているようだ。

 母親のクロエは、お産後にフランキーを抱けないのはとても苦しい経験だったと話す。「フランキーは生まれたとき、本当に小さくて、飛び出た腸はラップに包まれることでなんとか水分を保ち、動き続けているように見えました。それを見るのは本当に恐怖でした」と思い出を語る。また初期の幾つかの手術はリスクが高いものだったので受けるたびに、フランキーが死ぬかもしれないと考えていたと語る。

 外に出ている臓器を無理にお腹の中に戻すことは危険なため、手術は段階的に行う必要があった。「6回目の手術で全部の腸を体内に戻すまで、私たちはフランキーに触れませんでした」とクロエは当時を振り返り、そしてフランキーは今、日に日に成長し、強くなっていると話す。

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今、6カ月のフランキーは自宅で回復しつつある 「Daily Mail」の記事より

 フランキーは現在、生後6カ月だが、すで既に9回の手術と6回の輸血に耐えてきた。その甲斐あって、お腹に開けた穴につないでいる排泄用の袋を今年中には取り外す予定だ。今年1月からはフランキーは家で育てられているが、予後は良好で体重も増えているということだ。フランキーを手術した医師は、フランキーの症状は今まで見た腹壁破裂のケースの中で最も重かったと話している。

 誕生直後のフランキーは、自分の飛び出た腸をお腹の上に乗せていた。その姿は何とも痛々しかったが、現在は普通の乳児と何ら変わらないようで喜ばしい。これが医学の進んでいない国だったら、放置されてきっと命は助からなかったであろう。フランキーに明るい未来と健康が訪れることを祈りたい。
(文=三橋ココ)

参考:「Daily Mail」、「Fusion」ほか

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コメント

5:匿名2016年4月15日 19:52 | 返信

横から失礼。

災害兵器はいまどき常識。
世界の常識。

知らないのは日本人だけ。

4:匿名2016年4月15日 09:47 | 返信

上の人は確認のために読まないのか?
文章力が酷いんだけど

3:匿名2016年4月15日 00:53 | 返信

地震装置ってwww
アホですかぁ?

2:匿名2016年4月15日 00:38 | 返信

こんな事より、昨日からの熊本中心の地震 あれ、地震装置の仕業なんだろ 早く書けよ

1:匿名2016年4月14日 23:25 | 返信

え?
この治療、20年ぐらい前から普通に行われていますが??

医学の進歩がどうのとか、恥ずかしいから言わない方がいいですよ?WWW

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