>  > テレビのヤラセを生み出す遠因とは!?

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※イメージ画像:『AD残酷物語-テレビ業界で見た悪夢-』

 テレビ番組にはさまざまな役職のスタッフが関わっているが、その中には「これはキツイ」といわれているものもある。ADなどは3Kの代表格として昔から知られるが、現在のテレビ業界において最もキツイ職種は何なのか。業界関係者に話を聞いた。

「以前はたしかにADが最もつらい仕事でした。たとえば、編集が終わったあとは映像を関係スタッフに届けるんですが、たいてい夜間に数十人へ届けるので、これが大変でした。また、カンペも手書きだったため、スタジオ収録前は泊まり込みで作成します。しかし今は制作現場もデジタル化が進んでおり、編集した映像はデータをメール送信して終わりですし、事前に用意するカンペはパソコンで打ってプリントアウトすれば終わりです。なので、定時で帰るADが圧倒的に多いです」(テレビ番組制作会社スタッフ)

 かつて最もキツイと言われたADはデジタル化のおかげで負担は減っているようだ。では、今はどの仕事がキツイのか。

「間違いなくリサーチャーでしょうね。この仕事のやり方は昔も今も変わっておらず、彼らはキツイと思います」(同)

 リサーチャーとは番組内容にかかわるさまざまな物事を調べる仕事。外注先もあるにはあるが、主に放送作家の見習いのような立場にある人間がこれを行うことになるという。

「たとえば、クイズ番組なら問題の正解が合っているかどうか裏付けを取るのがリサーチャーの仕事です。しかし、それ以外のジャンルの番組でもリサーチャーは存在していて、最も面倒といわれるのが人探しなんです。芸能人の初恋の相手を探したり、芸能人と同姓同名でテレビ出演が可能な人を探し出したりと、厄介な仕事が多いんです」(同)

 たしかに厄介な仕事と言えるが、彼らはその専門職ではないのか。

「無論、人を探すためのノウハウはある程度持っていますが、今のテレビ番組は短いスパンで制作しているので、依頼があった『2日後がタイムリミット』ということも珍しくありません。ネットで情報を集めたり、聞き込みしたりして探しますが、出演を依頼するには住所や電話番号を手に入れて本人の許諾を取らなければなりません。一連の作業を48時間で行うため、寝ることすら難しいです」(同)

 48時間とは短すぎる。彼らの体は持つのか。

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