>  > 【アイドル刺傷】ドイツ人は語る「地下アイドル文化は日本の宝」

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YouTubeより

 私はルドルフ・グライナーです。日本とドイツ、そして世界の文化について研究しています。

 亜細亜大経営学部3年生でアイドル活動をしていた東京・武蔵野市の冨田真由さんが21日、小金井市のライブ会場前でファンの男にナイフで首や胸など20カ所以上をメッタ刺しにされた事件を聞いて、「地下アイドル時代の終焉」も囁かれていると聞き、どうしても書かずにはいられなくなりました。

 なぜなら私が見て、ほかの国になく、日本にだけある文化が「地下アイドル」と「ご当地アイドル」であり、これが本当に素晴らしい文化だからです。


■地下アイドルのライブ参加

  私も日本に来たとき、「地下アイドル」を見に行ったことがあります。世界各地にも洞窟のようなライブハウスやジャズクラブがありますが、日本の場合は「アイドル」グループが出てきて、ファンと一緒になって騒ぐという感じで、とても異様です。ファンとアイドルは、非常に近い距離ながらも舞台と会場の関係が守られており、ファンは“舞台”を楽しんでいます。

 そしてライブ終了後、「物販」というコーナーがあり、そのアイドルが“舞台”からおりてきて、直接自分の商品を売ったり一緒に写真を撮ったりします。舞台が終わった後、楽屋に行って直接語らうことを、ライブハウス全体で行うような状況に、さすがに私も目を疑ったものです。こんなにたくさんのファンを相手にする「アイドル」は、実にすごいし、それを数少ないスタッフで行うなど、ほかの国では考えられないことなのです!

■日本の特徴「物販」

・高い道徳性と秩序

 そもそも日本人は、3.11の震災でも暴動を起こさず、みなで助け合った人種です。そのような高い道徳性と秩序をもつ日本だからこそ、この物販の仕組みが成立していると私は思います。これがほかの国であれば、必ず奪い合いが始まり、最悪の場合、殺し合いに発展してもおかしくありません。あるいは、ボブ・サップのようなガードマンを50人以上雇うとか……。

・時間を守る国民性

 次に、“時間を守る”のも日本人の特徴です。日本人は世界一地下鉄のダイヤも航空機のタイムテーブルも守ります。まさにその時間に対する几帳面さが、一人何分という時間でお話をするというようなことができるようになるのです。

 社会的地位も何も関係なく、日本の中における「秩序」によって成り立つ物販は、素晴らしい文化であり、宝なのです!

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