>  >  > 新年を祝福するために斬首される生贄のラマ

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山下史郎

※2頁目に衝撃的な動画を掲載しています。苦手な方は文章のみご覧ください。

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アイマラ。画像は、「Wikipedia」より

 南アメリカの共和制国家・ボリビア。聞いたことのない人もいるだろうが、最近では広大な塩の大地「ウユニ塩湖」がある国として日本でも知名度が上がっている。そんな同国で3番目の規模を誇る都市・コチャバンバには、先住民族の「アイマラ」が住んでいる。アイマラはボリビアだけでなく、ペルーやチリ、アルゼンチンにも住んでいて、その人口はおよそ300万人を超えるほど。

 アイマラ系民族の元旦は、冬至にあたる6月21日。この日から新たな一年が始まり、農家は農作業を始める仕来たりとなっている。今月22日、アイマラ暦では5524年となる、2016年の新年を祝うようすが動画共有サイト「LiveLeak」に公開された。


■アイマラの新年を迎えるようす

 コチャバンバには、プレ・インカ時代の遺跡がある。アイマラたちの間には「初日の出を浴びることが重要」という言い伝えがあるそうで、アイマラたちは遺跡に集まり、両手を上げながら初日の出を浴び、新年を迎える。

 アイマラは新年が訪れたことを祝福するために、ラマを生贄に捧げる。ラマを生贄に捧げる儀式はインカ時代から行われおり、儀式で重要なのは「ラマの血」だけだそうだ。公開された動画でも、ラマを斬首した後、血だけを集めるところが映されている。その他の部分は解体され、食されるそうだ。アンデスの農村部では古くから食べられてきたラマ肉。最近では都市部やレストランでも食べることができる。しかし、インカ時代の生贄はラマだけではなかったようだ。

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画像は、「YouTube」より

 1999年、アルゼンチン北部の6,739メートルを誇るジュジャイジャコ火山で見つかったのが、インカ時代の子どものミイラだ。この極めて保存状態が良いミイラの生化学分析を行ったところ、1年間にわたり向精神作用成分を摂取していたことが判明したという。これは、「生贄に選ばれてから山頂での死に赴くまでの準備期間ではなかろうか」と専門家は説明する。生贄に選ばれた子どもが、死を迎える恐怖から錯乱しないように与えられていたのかは不明だ。この恐ろしい人身生贄の文化・風習が、裏世界で現在もひっそりと行われていないことを祈りたい。
(文=山下史郎)

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