>  >  > 巨大ゾウを解剖する光景がグロすぎる!

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画像は、Kent Wang / Elephant (from Flickr, CC BY 2.0)

 現生する陸上哺乳類の中で最大の動物、「ゾウ」。種類によって異なるが、骨格は326~351個の骨から形成されている。柔軟さと器用さを兼ね備える特徴的な長い鼻は、なんと約4万もの個別の筋肉で構成され、骨はまったくない。

 脳の重さは約5kgで、心臓は年齢によって異なるが12kg~21kgもあるといわれている。人間の場合、成人男性の脳の重さが約1.4kg、心臓の重さが平均で300gということを考えると、その巨大さがわかるだろう。そんな陸上哺乳類の王様・ゾウの内臓はどうなっているのだろうか?


■生物学者ジョン・ハッチンソンによるゾウの解剖

 イギリスのドキュメンタリー番組「Inside Nature's Giants」では、2009年にジョン・ハッチンソンのチームがゾウを解剖して内臓を取り出す光景をカメラに収めた。4人がかりで解剖が行われ、内臓を取り出していくのだが、あまりにも巨大なため人が埋もれてしまうのではと心配するほど。なお、内臓はピンク色でツルツルしているようだ。

 動物の解剖とは、その生体や進化の秘密を解き明かすために行われる。貴重なサンプルとなる動物の死体は、お腹を開くだけではなく、皮膚や筋肉も切り開き、その内部の骨まで観察する。ゾウの解剖の中でもっとも注目されるのが、鼻の解剖だろう。片方の鼻の穴を切り開いたところ、中は空洞になっているが、その周りを覆う筋肉は分厚いことがわかる。

 ゾウの祖先は、4000万年前のアフリカ北部に現れた“モエリテリウム”だと言われている。モエリテリウムは長い鼻を持たない小さな動物だった。2012年末にアメリカ科学アカデミー紀要で発表された論文によると、ゾウが現在の大きさに進化するのに要した歳月は、なんと2,400万世代分だという。

 少し残酷にも感じる動物の解剖だが、進化の秘密を解き明かすだけではなく、さまざまな場面で解剖結果が生かされている。例えば、現在「バイオミメティックス」(生物模倣)から多岐にわたる新技術が生まれていることはご存知だろうか? ザトウクジラのヒレの形を応用した回転翼や、イルカやコウモリの超音波から視覚障がい者のサポート装置、ゾウの柔軟な鼻の構造を模倣したロボットアームも開発されているのだ。この解剖されたゾウも、バイオミメティックスの研究に生かされ、また新たな技術が生み出されるのかもしれない。
(文=山下史郎)

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コメント

1:匿名2016年6月 9日 22:21 | 返信

肉は食えるのだろうか…

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