>  >  > ミイラ村の元住人が語る“夫婦つれあい”の真実

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【日本奇習紀行】長野県 山間の集落

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※イメージ画像:Thinkstockより

 人間というのは、長年連れ添った夫婦ともなると、夫・妻のどちらかが先に他界した際に、底知れぬほど深い悲しみと、大きな絶望を味わうものだ。しかし、そうした離別による心の穴を「習慣」によって埋めようとしていた人々が、この広い日本の片隅に、かつて存在していたという。


「誰だってね、長年一緒にいたつれあいが亡くなるっていうのは、そりゃあもう、悲しいものですよ。今じゃ火葬場に行って燃やすでしょ。あれがね、やっぱり辛いじゃないですか。だからそういう想いがある以上、たとえそれが違法なことであったとしてもね、私は、誰も責められる行為じゃないと思うんですよ」


 我々の取材に対してそう語りはじめたのは、かつて長野県のある地方で暮らしていたという、田山敬之輔さん(仮名・82)。田山さんの話によると、彼の生まれ育ったある山間の集落では、伴侶の死に際して、なんとも奇妙な習慣が存在していたという。


「早い話が、ミイラにするんです。夫や妻が亡くなると、ミイラにしてずっと保存する。そうすると一緒に暮らせるでしょ、いつまでも。あの地域にはね、そういう習慣があったんですよ」


 田山さんの話によると、もともとこの地方では、冬場の狩猟によって手に入れた獣たちの肉を、雪解けの時期まで山中に保存し、それを春になってから村へと下ろして食すという、保存のノウハウが存在していたそうだ。そうした生活の知恵を応用する形で、彼ら村人は、エジプトにおけるミイラのように、伴侶の遺体を丁寧に保存する術が生まれたのではないかと話す。


「私も詳しくはわからないけれども、たぶん、剥製を作るような技術だったんじゃないかね。私もね、ばあさんのを見たことがあるけれども、それはもう、よくできているというか、いつまでも生きているような感じがしましてね。よその人はどう思うか知らないけれども、あの辺りで育った人間は、子どもの頃からそれが当たり前になってるから、誰も不気味に思ったりはしないんですよ」

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コメント

3:匿名2016年6月29日 00:06 | 返信

良いなぁ。
この風習本当にあったのなら
廃れて欲しくなかったな

2:匿名2016年6月15日 20:05 | 返信

ミイラだなんてちょっと無理がありますね、この話が本当ならばその地方にはミイラが沢山あることになりますよね。..事件にならないんでしょうかね?

1:匿名2016年6月15日 18:50 | 返信

「一緒に生活するように」保管するというあたり、元ネタはインカのミイラ文化かな。
だいぶ差はあるけど、長野県も標高が高い地域だしね。

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