>  > ローマ教皇「第三次世界大戦が勃発した」

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 来月8月15日には「終戦の日」を迎える。戦後71年が経過したが、幸運なことにいまだ「第三次世界大戦」は起こっていない。現代では大規模な国家間戦争は起こりにくいとみる軍事専門家もいるが、世界最大の宗教指導者はそれほど楽観的ではないようだ。


■「“本物の戦争”が起こる」!

 今月27日、ポーランド訪問中のローマ教皇フランシスコが、「第三次世界大戦が始まった」と発言。複数の大手海外メディアも大きな関心を示している。

 まずは、教皇の発言をみていこう。

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教皇「これは戦争だ」、「YouTube」より引用

「真実を言うことを恐れてはいけません。世界は戦争状態にあります。世界の平和は失われてしまったのです」
「世界大戦は、これまでにも1914年と1939~45年にかけてありました。そして、3つ目の世界大戦が起こっているのです」
「はっきり申し上げましょう。私が言っている戦争は宗教戦争ではありません。利害・富・天然資源・人々の支配を巡る“本物の戦争”のことです」

 このように、はっきりと世界が戦争状態にあると発言している。宗教戦争ではないと断ってはいるが、おそらく今月26日にフランス北西部ノルマンディー地方のカトリック教会で、神父が「イスラム国(IS)」を名乗るテロリスト集団に殺害された事件を受けての発言ではないかと各種メディアが報じている。

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神父殺害の実行犯とされるテロリスト、「ITV.com」より引用

 実は、教皇フランシスコが「第三次世界大戦」について言及したのは今回が初めてではない。トカナでもお伝えした通り、昨年11月パリ同時テロを受けて、同テロが「第三次世界大戦の一部」だと発言している。つまり、教皇は表向き「イスラム国」を宗教として認めない“政治的に正しい”態度を示しているが、実際には「イスラム教(過激派) vs. キリスト教ヨーロッパ」の対立構図を受け入れていると考えるのが妥当だとされている。

 しかし、宗教戦争でなく“本物の戦争”だとわざわざ念を押す教皇の真意は別のところにあるのかもしれない――「新世界秩序(New World Order)」である。

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