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※イメージ画像:『真田丸 完全版 第壱集【Blu-ray】』

 視聴率好調のNHK大河ドラマ『真田丸』に、別の楽しみ方があると業界内で話題を呼んでいる。

 脚本を担当した三谷幸喜は、業界では“クドカン”こと宮藤官九郎と並ぶ「当て書きのスペシャリスト」だ。当て書きとは、演劇や映画などでその役を演じる俳優をあらかじめ決めてから、脚本を書くことを指している。

 宮藤官九郎の場合、NHKの朝ドラ『あまちゃん』で主人公・アキ(のん、本名・能年玲奈)の母・春子役を演じたのは小泉今日子だが、「役というより、完全にプライベートの小泉今日子そのものだった」(ドラマ関係者)とまで評されていた。

 三谷の場合も同様で、『真田丸』では業界関係者も思わず唸る洞察力を見せている。例えば、主人公・真田信繁(堺雅人)の兄・信幸を演じる大泉洋。『水曜どうでしょう』(HTB)の影響もあり、大泉にコミカルなイメージを持つ人も多いだろうが、『真田丸』の信幸はお家のために神経をすり減らす“気遣い人間”と言っていい。

「実は“素”の大泉さんがまさに、信幸そのものなのです。バラエティー番組ではお笑い芸人化し、映画の舞台挨拶ならマスコミが取り上げやすいようなキャッチーなワードを散りばめる。これは事前シミュレートの賜物。インタビュー取材では細かく原稿チェックを行い、作品や自分がどう映るか徹底的に考え抜く人なんです」(出版関係者)。

 また、竹内結子演じる豊臣秀吉(小日向文夫)の側室・茶々も絶妙な塩梅だ。小悪魔的な振る舞いで、信繁を翻弄したかと思えば、時に狂気が垣間見える瞬間も……。先月31日の放送回では、盛大な宴の最中、足腰の弱った秀吉に対し、息子の秀頼が、「久しぶりに花咲かじいさんが見たい」とお願い。秀頼を溺愛する秀吉はノリノリで木に登り始めたが、足元のおぼつかない秀吉は案の定落下し、さらに容態が悪化した。

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