>  > 不祥事の背後に警察のパワハラ体質!

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『ヤバい!警察官』(宝島社)

【本と雑誌のニュースサイトリテラより】

 先日、青森県警八戸署の巡査長の男が職権を濫用し、好意を抱いた面識のない女性に対して架空の薬物捜査への協力を要請、軽自動車のドアを開けさせて中を確認したとして逮捕された。後に、この男は借金苦のため自らの勤務する駐在所の管轄内にある民家に強盗に入っていたことも明るみになり、強盗未遂と住居侵入の疑いで再逮捕されている。

 しかし、これは氷山の一角にすぎない。警察官の不祥事は「毎日起きている」といってもいいほど、頻発している。

 たとえば、先ほどあげた青森県の事件と同様に職権を濫用したケースは、今年3月にも起きている。この事件では、兵庫県警捜査一課の警部補が自殺の検視に訪れた家から200万円を盗み窃盗の容疑で逮捕されている。職権を悪用した窃盗行為である。

 昨今世間を騒がしているクスリにまつわる不祥事ももちろん存在する。14年5月、神奈川県警相模原警察署地域課の巡査部長が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕。歌舞伎町で職務質問を受けた際に不審な行動をとっていたことから逮捕につながった。神奈川県警は1999年に外事課の警部補の男が覚せい剤を使用していることを知りながら組織がらみでその事実を隠ぺい。県警本部長らが犯人隠匿罪で起訴されるなど社会問題に発展した事件は周知の通りだが、職員教育がしっかりなされていないのか、それとも、あれだけの大事件が早くも風化してしまったのか、未だに薬物に関するトラブルは起こり続けているのが実情だ。

 そして、警察官が起こした事件でなぜか多いのが性犯罪である。『ヤバい!警察官』(宝島社)には、2010年6月から15年7月までの約5年間の間に現職警察官が起こしたわいせつ事件が50件リストアップされている。たった5年の間にこれだけあるのも驚きだが、それでも氷山の一角に過ぎないというのだから暗澹たる気持ちになってしまう。

 しかも、警察官の職権を濫用したものが多く見受けられるのがひどい。たとえば、12年9月には、逮捕された夫の参考人として事情聴取を受けた妻が「どうやって始まるのか」「尺八は?」「中で出すのか?」などと卑猥な尋問を受けPTSDになり、担当した巡査部長を告訴している。

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