自分が近親相姦レイプの子どもだと知った女
「私の父親は祖父だった!!」 自分が“近親相姦レイプ”の子どもだと知った女は…!
■珍しい事ではない!? 世を騒がせた近親相姦事件!!
日本でブックさんのようなケースが近年報道されたことはないと思うが、欧米では以前から近親相姦、特に実父が娘を妊娠、出産させるというおぞましいニュースをたびたび耳にする。トカナでも何度か紹介しているが、中でも極めて悪質なケースを2つご紹介したい。
●フリッツル事件
オーストリアのエリーザべト・フリッツルさん(事件発覚時42歳)は11歳から実父による性的虐待を受け、18歳で地下室に監禁される。事件が発覚するまで実に24年もの間、虐待を受け続け実父の子を7人出産し、1人を流産している。
生まれた子どものうち3人もエリーザべトさんと共に監禁されていたが2008年4月に体調を崩した娘を診察し、不審に思った医師の通報によって事件が発覚した。翌年に行われた裁判では実父であるヨーゼフ・フリッツル(当時73歳)に終身刑の判決が下った。
●コルト家
2012年7月、オーストラリアの田舎町のはずれにある茂みの奥で40人程の集団が発見された。彼らはコルト家という家族であったが、その大多数は言葉を発せず暮らしに必要な基本的な知識もなく、障がいを持つ者が多く見られたことから遺伝子検査をした結果、一家が何世代にもわたる近親相姦によって形成されたことがわかったのだ。
翌年の12月にこの事が大々的に報じられ、世界中に広まったのは保護されたコルト家の子どもたちが学校へ登校した際、友人たちに「姉が妊娠しているけど、どの兄がその子の父親かわからないんだ」と言ったことからその異様な暮らしぶりに注目が集まり、報道へとつながったと見られている。
以上のようにこれまでも近親相姦によって妊娠、出産したケースは何度も報道されているがその関係によって生まれた子どもたちの現在についてはあまり多くは語られていない。ブックさんのように自らのルーツがわかった時、彼らは何を思うのだろうか。せめて、彼らが残りの人生を心穏やかに過ごしていけることだけは願わずにいられない。
(文=清水ミロ)
参考:「Daily Mail」、「news.com.au」、「Daily Telegraph」、ほか
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