>  >  > 「タクシーに乗る女」の霊はタイにもいる

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高田胤臣

――タイ在住歴15年以上のライターが、現場から最新オカルトニュースを届ける!

 タイ人も怪談話が好きな民族のようで、テレビや雑誌などでもよく怪談特集が組まれている。同じアジアだからか、日本の怪談と似たものも多い。それは昔からある古典的な怪談話だけでなく、近年になってよく語られる新しい怖い話でも似たものが少なくない。

 その中でよくあるのがタクシー運転手の怪談話だ。女性客を乗せ、目的地に着いたらいなかった、というのは定番中の定番だろう。その怪談もバンコクにはあり、つい先日、目撃談が再浮上し、小さな話題になった


■目撃談があとを絶たない、喪服姿の姉妹の霊

 今年7月17日のことだ。タイ北部出身の男性が一時帰郷し、17日の朝方4時ごろにバンコクに戻ってきた。かつての国際空港だったドンムアン空港のそばで、サミエンナリー寺の向かい側にあるバス会社の駐車場にバスは到着。その時間はタクシーがなく、その寺の前の方がタイ国鉄の線路もあり、タクシーが捕まえやすい。彼は大道路を渡り、タクシーを待った。

P1279087.JPG
喪服姉妹が常に目指しているサミエンナリー寺の入り口。


 ふと気がつくと、黒い服を着た女性が彼の10メートルほど前に立っていた。きっとタクシーを待っているのだろう。カバンもなにも持たず、こんな夜中にひとりで若い女性がいることに違和感は多少あった。そうしているうちにタクシーのヘッドライトが見えてくる。しかし、彼女は手を上げるでもなく、ただぼんやりと突っ立っているだけだった。

 慌てて彼は手を上げるとタクシーは自分の前に停まった。タクシーを乗る際にちらりと振り返ったが、黒い服の女性はまだそこにただ立っているだけだった。

 翌日、バンコクの仕事場でその話をして彼は青ざめた。実はサミエンナリー寺の黒い服の女性は有名な怪談スポットにもなっているのだ。その話を知り、彼は自分のフェイスブックに話を載せたところ、話題となったのだった。

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