>  >  > エレファント・マンの頭蓋骨はこうなっている

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 ビクトリア朝時代のイギリスに生きた「エレファント・マン」ことジョセフ・メリック。彼の骨にはいまだにさまざまな秘密が隠されていて、死後120年以上が経過した今も研究者たちの興味の対象となり続けている。


■メリックとメリックの頭蓋骨

 メリックの身体は、異常な形の頭、曲がった背骨、こぶに覆われた皮膚、肥大した右腕と右手によってひどく変形していた。この原因はかつて、「神経線維腫1型」(脳神経系に腫瘍を生じさせる遺伝子疾患)であったと考えられていたが、近年では「プロテウス症候群」(先天性の筋骨格系の障害で、頭部や手足など身体の一部が巨大に発育、もしくは肥大化)であるか、あるいはその2つが組み合わさった病気に罹っていたと考えられている。

skullofelephantman1.JPG
Rebrn」の記事より

 メリックの骨の管理者であるクイーン・メアリー(ロンドン)大学の医学部副学長のリチャード・トレンバス教授は、「彼が胎児の時、母親の子宮内で遺伝子の変形が起こったと考えられる。多分、幾つかの細胞に異常が起こり、それが彼の病気を引き起こしたのだろう」と話す。

 またメリックの遺骨研究チームのリーダーであるキングス・カレッジ・ロンドンのマイケル・シンプソン博士は、メリックの骨を研究することは、より深い細胞分裂の知識、そして現代医学全体のために有意義だと語る。特に、この研究によって得られる細胞の成長規則は、腫瘍の発達にも関係しており、解明すべき最も重要なものの1つだと主張している。

コメント

1:匿名2016年9月23日 10:01 | 返信

心が締めつけられる話だね。

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