>  > 韓国“チープすぎる”偽札事件

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イメージ画像(Thinkstockより)

【日刊サイゾーより】

 9月29日、全羅南道(チョルラナムド)にある警察署は、偽札を作り、全国に流通させたキム容疑者(26)ら4人を、通貨偽造の疑いで逮捕した。4人は、今年8月から1カ月の間に、2,600万ウォン(約260万円)相当の偽札を作り、そのうちの19万ウォン(約1万9,000円)を実際に使用した疑いが持たれている。

 キム容疑者らは偽札が実際に両替機で使えることを確認すると、各地を転々と移動しながら、駐車場に設置されている両替機などを狙って、現金を集めていった。警察の追跡を逃れるために、レンタカーを何度も乗り換えるなどの偽装工作にも余念がなかったという。

 こう聞くと、なんとも用心深そうな彼らだが、実際の偽札の出来は、紙幣をカラーコピーしただけの劣悪なもの。一目で偽物とわかるチープさから通報が相次ぎ、逮捕につながってしまった。

 ネット民は「また偽札かよ」と、類似事件の多さにあきれている様子。それもそのはず、今年だけでも偽札を使用して現金を得ようとする事件が多発しているのだ。中には、偽物と気づいても通報できないだろうと企んで、風俗嬢を相手にカラーコピーした偽小切手を使っていた悪質な犯行まで起きている。ネット民が“また”と言いたくなる気持ちもよくわかる。

 韓国内の偽札犯罪で最もターゲットにされている紙幣は、やはり最高紙幣の5万ウォン(約5,000円)札。2015年に押収された3,293枚の偽札のうち、2,169枚が5万ウォン札だった。対照的に1,000ウォン(約100円)札は15枚と、極端に少ない。偽札が、両替機などを狙って現金を入手するための目的で悪用されているからだろう。

 事実、11年には5,000ウォン(約500円)札が5,573枚、1万ウォン(1,000円)札が4,233枚押収されていたが、15年にはそれぞれ、774枚、335枚と激減。一方で、5万ウォン札は160枚から2,169枚にまで急増している。
 
 偽札問題もそうだが、韓国では、銅製の10ウォン(約1円)硬貨を溶かして売る、という違法行為もたびたび起きている。というのも、10ウォン硬貨の成分は銅が65%、亜鉛が35%と、銅の比率が非常く、溶かして銅を抽出した場合、10ウォン硬貨1枚で25ウォン(約25円)分の価値があるからだ(参照記事)。こうした、紙幣や硬貨の偽造や悪用犯罪が何度も起きている以上、もはや現行の通貨は見直す段階に来ているのではないだろうか?

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