キリンの同性愛セックスが官能的すぎる! 「ねっとり絡みつく舌で…」獣医が明かす“動物のBL”が超エロい
■動物たちのリアルな“ゲイ活”
キリン以外にも、同性愛行動が盛んな動物は意外と存在する。その例をいくつかみてみよう。
・ オオカミ
上位のオスが、下位のオスをメス役に見立て、背後から乗りかかって腰を振る。この疑似交尾は「マウント」と呼ばれ、群れで暮らす動物が順位を確認するために行うものといわれている。この行為のとき、上になったオスはメス役の体にペニスをこすりつけたり、肛門に挿入したりして射精に至ることもあるという。
・ イルカ
水槽の中で、オス同士がペニスを相手の腹にこすりつけ合うなどの同性愛行動がしばしば目撃されている。自然界では、群れの中で力のあるボスがメスを独占するため、あぶれたオス同士でこのような行動に至るケースが多々あるという。
・ ピグミーチンパンジー
小型のチンパンジーだが、性に対して非常に貪欲。同性愛行動も盛んに行われている。
・ マンガベー
発情期を迎えたメス同士で、性器に指を挿入し合うようすが確認されている。
・ タツノオトシゴ
オスが妊娠するという珍しい習性がある。メスはオスの育児嚢(子どもを保護し、栄養を与えて育てるための袋のようなもの)に卵を生み、オスがそこに入れて育てる。タツノオトシゴ男子は「男性妊娠」を先取り中!
このように、自然界には不思議な性と生殖の実態がある。人間を含む生命の営みとは、不可解なこともありながら神秘的で興味深い世界なのだ。
(文=木村悦子/ミトシロ書房)
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本記事を執筆した木村悦子が編集を、北澤功先生が監修を担当した『獣医さんだけが知っている動物園のヒミツ 人気者のホンネ』(辰巳出版)が好評発売中。
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