>  > グーグルの「スマートシティ」構想10選

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 グーグルが昨年6月に発表した未来都市開発計画が注目を集めている。都市生活の改善に向けてさまざまな問題に取り組み、ゼロから都市を造り出すプロジェクトのために立ち上げられたのがSidewalk Labs社だ。ITを“総動員”するだけでなく、建造物の素材や様式も研究対象とし、グーグルが独自開発している自動運転車や再生可能エネルギー発電も視野に入れるという。


■グーグルが計画する“スマートシティ”10の構想

 あのグーグルが「前例のない技術革新を行う」と聞くだけでワクワクするが、では実際にどのようなスマートシティになりそうなのか、思い描かれているという10の構想を紹介しよう。

●場所はアメリカ中西部
 都市の基盤となるのはグーグル・ファイバーから供給される、超高速のギガビット・インターネット接続。現在アトランタ、ナッシュビル、ソルトレイクシティを含む9つの都市などですべてのインフラ設備が整っているエリアも存在するが、高速の家庭用インターネットの普及はまだまだこれからである。

googlesmartcity1.JPG
Business Insider」の記事より

 スマートシティはどこかまだインフラ基盤の整っていない地方に建設を予定しているようだ。デトロイトとデンバー周辺を調査していたようだが、おそらく米中西部ではないかと予想されている。

1. 都市内全域にわたるWiFiホットスポット
 家庭用インターネットを改良することに加え、公共の場にもWiFiホットスポットを投入する。すでにニューヨークでは以前の公衆電話に代わり、WiFiのキオスクと言うべきホットスポット「LinkNYC」が市内500箇所に設置されているが、2024年には7500箇所を目標にしており、スマートシティも同規模程度を予定している。

 ユーザーはこれらのホットスポットより無料通話が可能になり、一緒に設置されているUSBポートで携帯の無料充電もできる。超高速インターネットにより、たった7秒で高画質のHD映画のダウンロードができるという。ただし、この9月「ポルノ閲覧」の多さを理由にWiFiスポットに内臓されたブラウザからの無料ウェヴ閲覧サービスを中止している。

2. 自動運転車の増加に伴う速度制限や信号機の撤廃
 グーグルが開発中の自動運転車では人々の動きの予測を徹底的に研究中である。個々の車が通信機能や情報交換機能を持つコンピュータを搭載することで周辺の車と調整が可能となり、速度制限や信号機は不要になるとしている。

 例えば車線変更の際は、通信を受信した隣を走行する車は速度を落とすよう自動調節できる。車が衝突を避けることが可能になれば歩行者の不安が取り除かれ、道路の路肩に並行して設けられている歩行者専用のスペースさえも必要としないかもしれない。

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