>  >  > 若者の血液を輸血すれば若返れる(最新研究)

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イメージ画像:「Thinkstock」より

――科学分野だけではなく、オカルト・不思議分野にも造詣が深い理学博士X氏が、世の中の仰天最新生物ニュースに答えるシリーズ

「若返りの水」は神話の時代から続く人類にとって永遠の夢であるが、もしかすると、それは若者の体内にあるのかもしれない。10代の若者の血液を輸血すると、脳や筋肉に若返りの効果を得られるという研究が発表され、科学サイト「New Scientist」をはじめとする海外メディアで話題になっている。なんと、若い人間から採取した血漿を年老いたマウスに投与したところ、体と脳の両方が活性化し、認知機能や運動機能にも改善が見られたというのだ。


■若者の血液を輸血したら、本当に若返った!

 話題の研究結果は、今月開催された北米神経科学学会の年次総会で発表された。米「ALKAHEST」社の研究者サクラ・ミナミ氏らは、18歳の人間から採取した血漿を生後12カ月のマウス(動作が緩慢になったり記憶力が悪くなったりなどの老化の初期徴候を示すという)に週2回、3週間にわたり投与し、血漿の投与を受けていない生後3カ月のマウスと比較した。すると、血漿を投与された老齢マウスは、若いマウスのように走り回り、記憶力を試す迷路のテストでも良い成績を収めた。ミナミ氏によると、若者の血液の中には神経発生を増加させるような成分が含まれているという。

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イメージ画像:「Thinkstock」より

 ALKAHEST社では、アルツハイマー病の治療のために若者の血液を輸血するという臨床試験をすでに開始しているようだ。また米「Ambrosia」社も同様に、25歳以下の若者の血液を35歳以上の人間に輸血する試験を行っている。なお、この試験には8,000ドル(約88万円)を払えば誰でも参加可能だという。

 若い人間から輸血をすれば若返り、アルツハイマーも軽快する――。そんな話を聞くと、数百年にわたって生き続けることができる伝説の吸血鬼ドラキュラや、デキの悪いホラー映画に登場するマッドサイエンティストとそのパトロンの大金持ちたちを想像してしまう。21世紀の世にはあまり相応しくないようにも思えるこの荒っぽい治療法について、生物学に詳しい理学博士X氏に解説を依頼した。

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